出産後、自宅にもどってからはおっぱい抱っこの日々でした。

 

授乳時以外は横に抱っこされるのを嫌がったので、コアラのように縦抱きにしていました。

【関連記事】第1話「生後0日目~退院までの様子」

発達障がいの特徴として、授乳時に目が合わない(母親とのアイコンタクトがない)という点があるようですが、ヒルマはどうだったか実はよく思い出せません。

 

いつも眠そうに目を閉じていたような気がします。


また、抱っこしたときにしっくりこない、抱きにくい、しっかりしがみつく感じが乏しいというのも、乳児期早期に見られる特徴のひとつだそうで、もしかしたらヒルマも当てはまっていたのかもしれません。


横抱きだと嫌がって暴れ、縦に抱くと落ち着いて静かになる─。
そんな赤ちゃんでした。  


オムツ替えや着替えも嫌がるので、いつも大急ぎで交換していました。

 

お風呂あがりにクリームを塗るとか、ベビーマッサージだとか考えられませんでした。

そして生後4か月。

育児教室に参加しました。

 

同じ月齢の親子が7~8組集まったのですが、わたしだけ異様に荷物が多いのです(笑)


いつものバスタオル、いつものクッション、いつものぬいぐるみ・・・。

 

わたしはヒルマのまわりを「いつもの物」で囲んでいました。


保健師さんの話がはじまると、予想通りヒルマはぐずり始めました。

 

すぐにヒルマを抱いて、ジャマにならないように後ろへ移動しました。


大人の話なんてつまらないし─なんて思いながらぐずるヒルマを揺らしていましたが、終わってみればヒルマ以外、ぐずる子はひとりもいませんでした。

アレ?ほかの子は大丈夫なんだ─。
生後4か月でのちいさな違和感でした。


【つづきを読む】第3話「生後7か月、呼びかけに反応が薄い」



 



梅雨入り前にきつくなったヒルマの長靴を買い替えねば。