朝6時のチャイムで起きました。
じいちゃんが飼っている鳥のマネをして、ヒルマもピヨピヨ鳴きました。
この日もおでかけ日和。
白鳥ボートに乗りました。
遊覧船が通るたび、ざぶんざぶんと揺れました。
わたしは青ざめましたが、ヒルマには大好評でした。
「好きなの買ってあげる」なんて夢のような出来事に、迷いまくるヒルマ。
こうなるとたいてい「どれにするか、わかんない~(涙)」とギブアップしてしまうのですが、この日のヒルマはちがいました!
じっくり選んで決めました。
それからおいしいケーキ屋さんでおみやげを買いました。
会計を待つあいだにお茶をいただいたので、帰りにお礼を言いました。
とっても大きな声で出来ました。
いつもならわたしに隠れるか、小声でぼそっと言うだけなのに、なんだかヒルマ、たくましくなったみたい─
実家に着いて、さっき買ったプラレールを開封したとたん、自分の世界に浸るいつものヒルマに逆戻り。
プラレール、恐るべし……。