昨日、安倍さんがTV出演して、現在のウクライナへのロシア軍の侵攻を鑑みながら、我が国の現実的な自衛の手段の一つとして、アメリカ軍の日本への核兵器持ち込みあるいは核兵器シェアリングのための改憲の必要性に関して検討することも必要ではないかというようなことを述べた。ニコニコ

 

これに対して岸田首相のコメントは、我が国は非核三原則を改めることは考えていないと言いった。これを聞いて、一国民として、少なくとも岸田首相はウクライナの現状から、これを中国・北朝鮮に置き換えて見ているのかと言いたくなった。あれを実際に目にして、日本の危うい現実を見ないという、その他人事のような発言は、一国のトップとして、誠に無責任だと思った。国民を守るということを本気で思うのならば、この期に及んで、まだ、非核三原則堅持などと言うのは、余りにもセンスがない発言で、議論の可能性ぐらいは、残しておくべきだろう。そうすることで、それなりの抑止効果もあるのだいう識者もいらっしゃる。そのようなことも思い至らずに、条件反射のように、即「非核三原則堅持」って、どういうつもりなのか・・・はったり程度のことも言えないのだろうか?ムキー

 

今回のことで結局は、9条の効力などで、いざ衝突が発生してしまえば、攻める方にはいくらでも侵攻の理由をでっち上げることができるということと、有事の際には9条などは、むしろ自衛権を行使するためには足枷となってしまい、そのことが実際の国民の命よりも、この理想論の方を優先させるという本末転倒状況を生み出しているという矛盾を一体どのように考えているのだろうか?ムキー

 

安倍さんと岸田さんのそれぞれの発言は、どちらが勇気ある事実に則す言葉なのだろうか・・・グラサングラサンムキー