もう4年ほど前になる。

大きな目眩に襲われた夫。
病院嫌いだけれど、相当怖かったようで
病院に行くと言った。

友人から中規模の脳神経外科のある病院を
紹介されて受診した。

血液検査、MRI検査の結果、
『脳には何も異常ないが、
血液検査の結果に気になることが。
血小板がとても低いです。
大規模の病院に紹介状を書きますので
すぐに行ってください。』
と診断された。

大規模の病院での診断は
『特発性血小板減少性紫斑病』
ステロイドを処方される。
長くは飲ませていられない薬、と、
少しずつ減薬するが
ゼロになってから必ず半年も経つと
また数値が下がる。

これをもう3年繰り返している。

首のリンパが腫れているとのこと
生検、骨髄穿刺、
確定診断はつかず経過観察。

一年後また数値が下がり
腋の下のリンパが腫れているとのこと
生検、PET CT検査。
光ってる部分がある。
極めて黒よりのグレーだけれど
確定診断はつかず。

また一年後、
数値が今までで1番下がり、
 CT検査によると腋の下のリンパが
前回より大きく腫れている。
首回りに小さいがたくさんリンパの腫れが
見られる。

生検のためリンパを切除する手術を、と、
血小板を上げるため高濃度ステロイドを飲む。
ところが反応してリンパが縮み、
切除できなくなる。
以後、超音波検査でリンパの大きさを確認。
腫れていれば切除。

鼠径部にリンパの腫れが確認されれば
ようやく確定診断がつくのだろう。
その頃には第3期まで進行していることになる。