トゥール・ド・フランス2011を見に・・・ | イタリア料理紀行dal2006@ADOROアドーロイタリア、フランス料理教室(東京都杉並区浜田山駅)

イタリア料理紀行dal2006@ADOROアドーロイタリア、フランス料理教室(東京都杉並区浜田山駅)

3年のイタリア料理ワイン留学後、東京表参道でイタリア料理教室ラ・フォルケッタを主宰。その後、南西フランス・トゥールーズに2年間在住し、フランス国立ホテル学校調理科修了し帰国。杉並区浜田山駅最寄りの自宅キッチンにて、ADOROアドーロイタリア料理教室として再開。

*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011


みなさん、こんにちはラブラブ

久しぶりにブログの更新です。気が付いたら、1か月ぶりでした。


7月14日日曜日の、トゥールーズ郊外の静かな町Cugnauxには、

多くの人が「とある方向」に向かって歩いていきます。

それは、


*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011


トゥール・ド・フランス(Tour de France)という、毎年、夏に開催される、フランスの自転車レースの応援。

ざっくり言うと、フランス国内をぐる~と約3000キロ、自転車で3週間かけて走行するという、

なんとも気の遠くなるような、自転車レースです。

1903年に初めて開催されたトゥール・ド・フランスは、

フランス国民にとっては、どうやらとても人気のある伝統的なスポーツらしく、

フランス2、フランス3、の2局がテレビで、気が付くといつも中継しています。



フランス人の友人の中には、「あれは、年配の人が好きなスポーツだよ。」

だ、なんていっている人もいましたが、

フツーの通勤に、「競輪選手ですか」、と、つっこみたくなるような

自転車と服装に身を包んが人がいっぱいなフランスで、(と、いうかトゥールーズ?)

自転車好きにとっては、1年に1度の祭典なのです。


毎年、コースは変わるそうなのですが、

今年は、トゥールーズのすぐ南の町、Cugnauxも通過スタート地点.となっていました。




*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

この日のレースのスタート予定時間は11時10分。

でも、その前に、パレードが開かれる、ということで、早めの到着。

ちょうど、パレードがはじまっていましたs。

*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

スポンサー企業の車が、後ほど、レーサーが走るであろう道の横には、


人がいっぱい!


エビアンが水をくばったり、



ドイツのお菓子メーカー、HARIBOがお菓子を配ったり。

ハリボーは、一番、盛り上がっていましたね~。

みんな、手を上げて、「ハリボー!コッチコッチー!」

と、すごい熱狂ぶり。



*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

食品メーカーは、すぐ食べられるものがおおいので人気。

で、食べ物でないものに、なると、結構盛り下がる。

と、いうことで、私は、レキップ(L'Equipe)と、スポーツ新聞がとんできて、

見事キャッチ。ではなく、落ちたのをひろいましたチョキ



*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

そして、レース開始1時間前には、協賛企業のパレードは終了し、場所取り。

朝早くおきて、眠かったので、コーヒーを飲みたいな、

と、思っていたら、コーヒーとクロワッサンやパン・オ・レザンなどもふるまわれました。

ごちそうさまです音譜


*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

この、Cuneaxという町。

小さな住宅街ですが、ちょうどラベンダーが満開でいい香り

自転車のサドルと車輪のモニュメントは、手作り感いっぱいです!


場所は、今日のスタート地点は、あまりにも人が多かったので、

500メートルくらい離れたところに場所とり完了。

その間、ETAP HOTELから黄色い帽子をプレゼントされて

その帽子をかぶって応援。

本当に、時間どうりに始まるのかな~、と思っていたら、

スタート開始15分くらいまえから、警察の方が、まわってきました。


*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

そして、町の雰囲気が一気に変化。

遠くから見えるのは、先導していると思われるパトカー!

そして、

*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

一気に、やってきた選手たち!!!


黄色をつけているのが、マイヨ・ジョーヌと呼ばれる選手!



フランス革命記念日の7月14日のレースにふさわしく、フランス人がマイヨジョーヌ。



そして、選手の波が押し寄せてきます。



*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011





*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011


一気に、駆け抜けていきました!!






*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

車みたいに、早いなあ、とびっくりしていたら、次は車の行列。


*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011


交換用の自転車を積んだ車が列をなしている様子は圧巻ドキドキ


*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

選手の一群は、あっという間に過ぎ去ったけれど、


選手とともにレースをしている車の大群も、見ものでした。


*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

普通の乗用車から、大型のトラックまで。


*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

こちらは、EUROPCARのチームの車。

*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

小さな町のロンポワン(ロータリー)に、この大型バスは、

いくら凄腕を持つ大型ドライバーでも、普通には周りきれていませんでした。


*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

あっという間の、通過後は、お土産さんをブラブラみにいってきました。


*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011


近所の人たちが、気軽に参戦できる、トゥール・ド・フランス、

家に帰って、つづきをテレビ中継でみていたら、スピードが出すぎてコースから

外れてしまった選手を、応援している人が、自転車を起こして選手を助けていたりしていました。


このブログを書いている今日は、パリでの決勝。

なんと、私、しっかり、優勝者の写真を押さえていました!


この人です(たぶん)

*イタリア料理紀行dalガンベロロッソ-トゥール(ツール)・ド・フランス2011

BMCというチーム所属の、オーストラリア人

カデル・エヴァンス 34才!


(たぶん、手前の赤と黒のこの人でしょう。)


南半球から初めての総合優勝者の誕生だそうです。おめでとうございます!

自転車レースは、イタリアのジーロ・ディイタリア(Giro d'Italia)も有名で、人気がありますが、

サッカー命のイタリアにおいては、どちらかというと、ちょっと通jなマニア向け。


それに対して、フランスのトゥール・ド・フランスは、国民的スポーツのようです。

こちらのサイトにトゥール・ド・フランスの詳しく説明されています。


こちらには、「日本の相撲のような人気・・・」と書かれていますが、まさに、そんな感じかもしれません。

自転車レース観戦。きもちのよい一日でした晴れ
みなさんにとっても、きもちのよい一日になりますようにラブラブ