Ciao a tutti 😃

なかなか更新できないブログ、ご無沙汰してます

長崎市江戸町にあるイタリアンSapori di Amalfi


5月8日は父の命日、
とうとう一周忌を迎えて、なんだかあっという間な一年だったなぁと。
ゴールデンウィークが明けてからでは実家の家業が忙しい時期に入るため、早めの4月28日日曜日に法要をすませました。

法要は、朝から地元茂木のお寺



玉台寺さんにて、


その後お昼からお斎を 長崎市寺町にある興福寺さん にて、お願いしました。



興福寺さんには、実は祖母がよく訪れていて、ご縁があったことを私がお店を開いてからしばらくしてしりまして😀

それから更にご縁を繋がせていただき、今回お世話になることに。



興福寺さんでは普茶料理 という、黄檗宗の中国式精進料理がいただけます。



私は2度目ですが、アンドレアさんは初めてということもあり、ドキドキしながらも先ずは般若湯にて




もどきの3種


お庭を眺めながら、


麻腐はわさびで、何個でも食べたいくらい


大根と豆腐の角煮の大根の美味しいこと、

火の入った大根が苦手なアンドレアさんも驚いて食していました。


私はこの蓮もちの穂紫蘇の香りの良さにますます般若湯が進みました。


およごし

長崎では白和えのことをおよごしといい、空豆の美味しいこと


黄檗素麺

もとはビーフンを使用していたのを長崎の素麺へと変え、後、これが皿うどんの原形と伝えられています。



飯子

蓮の実入りのご飯🍚❣️でした😍

私はもちろんおかわりいただきました。😋


巴万十

桃万十の元となるお菓子


最後の水果に、今年取れたビワを火入れすることなくゼリーにしたものを、姉夫婦が用意していたものを追加で一緒に出していただきました。



ほんとに、ほんとに寂しいけれど、食べること、飲むことが大好きだった父の分まで皆で素敵な時間を過ごせたかなと。(私個人の感想)


大変お世話になりました。


黄檗宗の開祖 隠元禅師が1654年長崎へ渡海し、



その際に持ち込まれた新しい文化や食材は、実は現代の日本のあらゆるものに様々な影響をもたらしています


実家で作られているお菓子 一口香 いっこっこう

もまた、江戸時代中国からの貿易船によって長崎へ伝わったものです。
今年はそのお菓子もなんと、180年に!
地味な素朴なお菓子だけど、これからもいろいろ進化しながら守っていけますように。

私達のお店Sapori di Amalfi も今年で10周年、これからも更に続けられますように、ぼちぼちとやっていきます。

父の一周忌を終えて思うこと、
人それぞれに歴史あり、しかし、歴史は一日にしてならず。
継続することの大変さよ、これからも応援よろしくお願いします。



注意興福寺さんの普茶料理は夏場はされていませんので、ご興味ある方は是非、秋ごろにでもどうぞお問い合わせください。


5月24日からは紫陽花季が始まります、

どうぞ皆様お誘い合わせてご入山されてください。