イギリス製フード。
クリニヴェット アダルトキャット を試してみました。
うーんと。喰いつきとかとてもいいのですが。
売りは
グルテン、大豆製品、牛肉、羊肉は不使用です。
ミネラルとphのバランスが良いのでFLUTD(猫下部尿路疾患)を予防します。
毛玉の生成を防ぐ食物繊維入り。
だそうですが。ちなみに中身はこう。
【原材料】チキン40% 玄米23% チキンミートミール トウモロコシ チキンオイル
どうも最近 穀物OFFのフードをよく見ていてせいか、つい 穀物とみると うーーん、必要か? と思ってしまう癖がついていけません。トウモロコシなんかも、消化、わるいんじゃなかったけ!? とか。
でも、毛玉の生成予防という観点でみると、繊維も必要 という考えなのだろうなー。
あと、【ミートミール】に軽い拒絶反応が。
あ、でも待て待て。【チキンミートミール】って書いてあるんだから違うのか。
って、混同しやすい人間って結構おおいのでしょうね、こんな記事 見つけました。
抜粋しますと、
「チキンミール」と「ミートミール」は似て非なるもの。
「チキンミール」を「ミートミール」と混同して(チキンもミートなので)、チキンに比べて質の劣る原料だという誤解があるのは残念なことです。「ミ-トミール」は、「通常の作業で偶然混じる量を除いた、血液、ひづめ、角、毛、皮、糞、胃、第一胃を含まずに、廃棄物処理(レンダー)されたほ乳類の繊維」とあり、こちらは廃棄物と同等です。API(アメリカ動物保護協会)の「Selecting a Commercial Pet Food(ペットフードの選び方)」でも、「由来のわかるミール(ただのミートミールでなく、ラムミールやチキンミールなど、肉の種類が特定されたミールを選ぶこと)とあります。
チキンミールやラムミールは、水分が少なく、タンパク質が多い分、ただのチキンやラム肉より良い原料なのです。
色文字はsiraBeeがつけました。
これが混同しちゃうのよね。 イギリスの獣医師が考えました! とかうたってるフードに 廃棄物が混ざってる(と記載する)訳ないか。
包装はアルミパック。ジッパー付き。500g毎のパッキングだそうで、(大袋なし)、酸化防止への気遣いがあります。
粒は大きめ。
下のはしーちゃん御用達のナチュラルバランス。これもそんなに小さいイメージなかったのだけど、こう並べると小さいかな。
もともとうちの2ニャンは 大きい粒のフードの方が好きみたいだから、その点クリニヴェットはヒット。
ビアンカもなんのためらいもなく ばくばく食べている。おいしいらしい。。。
ちなみに穀物off(=肉のみではない)わりには、カロリーはお高めの4,120kcal/100g
ビアンカ向けのフードですな。。
もともとはライトのもあるようですが、輸入されていないっぽいです。
あと、マグネシウム含有量を抑えてます ってわりには、量が記載されていないし。はて。そんなもん?
あと、ライトの方の成分が。。
Maize, Fresh Chicken , Chicken Meat Meal,
いくらライトとはいえ、トップがトウモロコシってのが。。
肉食で、そもそも繊維の消化酵素がない猫のフードの、最多にトウモロコシを使っちゃうっていうのがねー。
ちょっと個人的にはひっかかります。イギリスの獣医さんに反抗するわけではありませんが。
まあ、毛玉は便と一緒に出て来そうだけども。
要するに考え方なんでしょうね。
国ごと、メーカーごとにフードに対する考え方があって、その信念や主張に合わせた製品が作られるけれど、
それぞれをみてみるとお互い矛盾したものなんかもあり、
つまりそれは、フードとしての正解がない(わからない)から ということなのでしょう。
そうだとすると、飼い主にできることは、劣悪なフードは避け(これはわりと簡単にできるでしょう)、良いとおぼしきフードでも、それひとつにしぼらずに、極端にひとつのものに偏らせないということなのかなあと。
ま、あまりコロコロ変えると体調が微妙にもなりそうなので(苦笑)、そこはほどほどにしつつ。でも、いくつか良質な(とおぼしき)フードをローテーションさせるのが一番安全なのかな、と。
今はそんなことを考えています。
ちなみに、肉肉したフードってのも、印象としては、量が少し多いと下痢っぽくなったりもする気がします。
今回のクリ二ヴェットは、ここ1週間ビアンカはこれオンリーで食べていましたが、量が少し多めでも、とても快便でした ということを追記しておきます。
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