前回の続きです。
中國国際航空 Air China その1

北京から羽田行きの飛行機に乗ったので、
とりあえず記念に新聞でも・・・。
↓これがその一部。
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帰国してQRコードをiphoneでみたら…つまらん。
軍部の消息でした。

なんで人民解放軍の新聞なんてつまらないものがラックに入っているのだろう。
持っていく私も私だけどね。

で、だんだん臭いが…いや実際の臭いじゃなくって、
軍部臭さが。

飛行機に乗ってアナウンス。
バンコク→北京間は、VIDEOだったので、
中英とも聞き取れましたが、
なぜか聞き取れない…中国語が…。
「このアナウンス早くない??」
「いや、台湾もこのスピードだよ、年とって耳の反応が悪くなったんじゃないか」
…失礼な息子・・・。
後日、兄貴分に話したら、
「いや、早いんじゃなくって心がないからだよ。
昔のキャセイも同じだったよ。『お仕事』でおざなりになっていたから、
聞き取れなかったんだよ。それが早く聞こえたんだろう」
…なるほどさすが…。

で、今回は中国語ペラそうな日本人紳士が息子の隣でした。

CAが西洋人以外は全員中国語でしか話しかけません。

機内食を配ったとき、中国語で話しかけられた。
「○○、○○」どちらかを選ぶんだろうけど…。
中国語ペラそうな紳士は「西式!!」とチョイス。
私たちにも中国語できいたので、
「听不懂。Pardon me(インド英語になっているのでRが強いです)」
でも「○○、○○」 
「English please」
でやっと「western style or Chinese」と英語が出た。
western style」
western style」
ふたりとも洋式を選択。
息子はこの時点で、「なんでキレるんだ、この程度の中国語はわかっているだろうに」
…で、しばらくして彼もムカツクことになります。

そして、飲み物。
またもや中国語。
で、私に息子が何が欲しいと訊くから「トマトジュース」と言いました。
彼は中国語を話したいから訊いたのかと思ったら…英語。
私がキレていてちゃんと言えないと思ったようです。
で、私が自ら「トメェト・ジュース please」
しかし、なぜか彼女は素知らぬ顔でオレンジジュースをつぎはじめ、
再度
「トメェト・ジュース please!!!!!」
露骨にキレた態度で言いました。
けっこうおののいていました。
このやりとりでハッキリとわかりました。
まったく変っていなかった!!中国☆

最初、隣の席の中国語ペラそうな紳士と家族だと勘違いしたのだろうと思ったのですが、
飲み物を配っているときには、2度目だから英語でくるはずだろうに。
学習能力がないとかそういう問題ではなさそうでした。

息子「ぜったい中国語でしか話しかけないんだね。
他の言葉が通じていない日本人に対しても中国語で話しているよ」
…はい、私がキレた態度をとっていることに気付いたようです。
こういう女性には泣かせるくらいキレた態度でなくてはいけません。
これは、ラサで生活し、成都などの田舎都市で培った経験です。
25年たっても、こいつら変わんないのか…。
で、その昔、ミスをあやまった成都のおばちゃん以外は、
何度も泣かせました。四川中国語も少しできましたから。
いまだ鉄の茶碗のおばか女がいるんだと思いました。
あまりに態度が悪いと四川と日本語訛りの中国語で泣かせるぞぉ~と☆

で、さすがに3度目に入国カードを配っていときには、英語でした。
ちゃんと2枚ですかと尋ねました。
しかし中国語ペラそうな紳士に対しても英語…ごめんね。
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帰国して「中国国際空港」で検索したら、同じような体験がネットであふれていました。
『反日感情丸出し』という記述も少なくなかったのですが、
それは違うと思います。
中国人の反日感情は日本で増幅されて伝えられているものですから。
民衆は日本のアニメ好きだし、日本製品も使っているし、
国家だって日本企業が中国工場を撤退したら困るはずです。
ただ、反日的態度は教育やメディアで意図的に作られているのは間違いないでしょう。
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では、考察。
★ 金髪・黒肌にはゆるいが、頭が黒い人間は中国人の仲間だと勘違いしており、
どうせ英語ができないから中国語でいいと勘違いしている。
というか、たぶん日本路線のCAは質が低い人が担当しているのでしょう。
タイからの飛行機では英語で対応してくれました。
息子が隣の席の男性と英会話していたからではないと思います。
そして、ずっと「大丈夫、大丈夫、日本人文句言わないから」的なものが培い、
トマトジュースと言っても無視してオレンジジュースを出しても、
仕方ないという感じで黙って受け取り、過ごされてきたのでしょう。
日本人側のはっきり言わない態度と自信のなさに乗じて
仕事をテキトーにやりたいがためなんだろうとみています。
つまり、かつて私が中国領に滞在した頃の「没有」と同じなんてす。
(共産主義で徹底したため仕事をしてもしなくてお給料が分配されるので、
国営商店は「没有」=品物がありませんと編み物ばかりしていたなど)
こう考えると兄貴分の話しにもつながります。
まったく変っていなかった!!中国☆
★ 
話しを最初の新聞の切り抜きと置かれていた機内誌で気づいたこと。
この飛行機はNational flag。
国内線にチャムド(昌都)とニンティー(林芝)があった。
人民解放軍の主要地域…悲しいけど…。
要するに人民解放軍関係が経営しているのだろうと思った。
パイロットが元軍人なら腕はいいのだろうな。
CAはおそらく軍の幹部の娘だーろうな。
だからズレていて態度が悪いんだろう。
まったく変っていなかった!!中国☆
★ 機内でなく、空港なんだけど、
息子がごみ箱に痰を吐いている人を目撃しました。
25年前には歩道に痰ツボがあり、
招待所(ホテル・ゲストハウス)の部屋にも痰ツボがありました。
痰ツボがごみ箱に変わっただけで…
まったく変っていなかった!!中国☆
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経済開放してから、見た目はどんどん発展していったように見える中国。
人々の心や考え方は…。
まったく変っていなかった!!中国☆
私が中国領にいたころは文化大革命の影響がまだ残っていた時期でした。
その頃と
まったく変っていなかった!!中国☆
これって4000年の歴史が本当ならば、4000年、
まったく変らない!!中国☆