1つずっと思っていたことがあって、それは公教育が変わらなければ、公教育が良くならないと、というもの。
これはずーっと思っていました。
私学がどれだけ増えても、良い私学がどれだけあっても、公教育が良くならないと、全体は良くならないし、皆に届けることはできない、と。
でも、ポローっと取れました。
本当にこんなに取れるかというくらい、ポローっと取れました。
公教育の充実、はもちろん大切。
でも、変わらないや、そんなに簡単に。
和田中の変遷、間近で見ているし
麹町中を見ても(定期試験はなくていい、とは私は思ってないけれど)
全体として、一気に、変わる、というのはこれは無理な話だと。
いま、フリースクールのほうもそうだし
高校だと私学の助成が進んでいて
お金に余裕のない家庭であっても、私学へ進んだ話をよく聞くようになって。
少子化で、私立は独自の良さを打ち出していかなければ生き残れない中、それぞれ個性を出しているわけで
「小中の公教育」も、方向性としてそちらに向かっていくというのもありなのか、と。
もちろん、東京の常識は地方の非常識、という点はあるとは思うのだけれどね。
じわじわとやっていくしかないところもあるよなーと。
全体として変えないと意味がない、とそれは強い思いとしてあったけれど、意味はあるね。
小さく小さく目の前の子が救われたらそれで良いなと、そんなふうに思う。
あー、公教育なんとかしないとーーーーっていうのが、スルリと抜けたやーーー