時々会う中学の友達は、一人だけ。
何年かに1度とかなら数人いるけれど、しょっちゅう会うのは1人。高校もそうだ。
その、中学の友達は、帽子のデザイナー。
高校卒業してからずっと帽子のデザインをしているから、もう30年。ここ数年はフリーで。
ふたりとも、テニス部だった。家も近かった。
シングルの家庭で、お母さんはとても忙しくされていた。
よく家に来ていた。そのうちに、勉強を教えるようになった。
私の教え方をものすごくよく覚えてくれている。
「あまちゃんは学校や塾のプリントを混ぜながら、教えてくれていた。
学校の範囲、全部を全部やるんじゃなくて、ここがわかるとこの部分が理解できるでしょ、といった具合に、理解しやすいように引っ張ってきては、繋げてくれるんだよね。」
全く覚えていない。
だけど、いま、子ども達にやっていることと、おんなじ。
その子は、先生からは無理だと言われていた高校に入れた。
13.14歳の頃からやってたことなんだなーって、そう思うと、過去の自分からヒントをもらえたような気がしている。
中2のとき、台湾から日本語がまったく話せない子が来て、その担当になったことがあった。「お願い」って。
小学生のときは、走って牛乳をかけて回っちゃう子の担当になったこともあった。「お願い」って。
私が関わるようになってから、やらなくなったね。
過去の自分から、いろんな励ましをもらう。
昨日は、面白かった。
なんで私の友人はみんな過去のことをよく覚えていて、昨日のことのように話せる人ばかりなんだろうかと思っていたら、フラフラしてる人なら縁が切れちゃうでしょ、って。この発見、本当に面白い!こんなん、私気づかないわー
こんなに何度も携帯水没させて、それでも繋がってること自体、相手が積極的に連絡をとってくれる人であり、なおかつ、携帯だけが連絡手段ではない、ちゃんとした人。
子育ての最初の頃、仲良くしてた人とも先日会えたんだけど
その子は転勤族だから、年賀状を出すときに前の年にもらった年賀状を確認しながら1通ずつ出している、とのことだった。そんなちゃんとした人だから、私が、いきなり行方不明になっても、過去の年賀状から携帯番号を引っ張り出してたどり着いてくれる、ってわけ。
すごいな。本当にすごいな。
そりゃ、縁切れないよね。
私なんてブツブツ切れちゃって、ほんと、FBが頼り。(笑)
仕事もコツコツ型の友人が多い。臨機応変さだけで生きてる人は古い友人にはいないのには、こんな理由があったんだ!