先日の晩ごはんは、お蕎麦。人参と舞茸をたくさんいただいたので、人参の天ぷらと舞茸の天ぷら。

 

舞茸はカラッと揚がったんだけど、人参がちょっとシナっとしてしまった。


油の量をケチって(笑)、少なめ油で揚げて、いつも少ないんだけどそれにしても少なすぎて、いろんな角度から揚げなきゃいけなくなっちゃった。(結果、揚げ時間が長くなってしまった)


食べ終えて、人参の天ぷらが余ったので、息子たちに食べた?と聞いたら食べたよ!って。

「まずかったのに、ありがと」と普通に言ったら


夫が「まずくなんて、ない!」と急に言い出す。


あのさ、あなた、食べてないよね…ガーン


もともと好きじゃないじゃん…


「食べてないけど、まずくなんてない!」


その真剣なこと。私も笑う。子ども達も、笑う。


ありがとう、優男。


ほんと、やさおと暮らしてると思ってるよ。 


息子の買い物一つとっても



明らかに夫のほうが通勤も遠いし、大変なのに。
名もなき家事(ティッシュや洗剤の在庫管理とかシャンプーの補充とか)全般、夫の担当だしね。
昔からずーーっと、私のほうが大変だと思ってる夫、夫のほうが大変だと思ってる私。

どちらも相手のほうが大変だと思ってるから、自分で出来ることはできるだけしよう、と思うんだね。
そして、夫もそうだ。
私たち、そこがとても似ている…
30年間の付き合いで、初めて、このことに気付いた。そうだ、相手のほうが大変だから、自分ができることは気持ちよくやろう、というところが似ている…!

あー、それは、夫婦のことだけでなく、何でもそうだな。相手のほうがきっと大変!と思ってるから、私は私ができることでできる限りのことをしたいと思うんだな。

そう考えていたら、私は誰に対してもそうなのだ、と気づいた。 

医師が大変だ、医療者が大変だ、学校の先生方が大変だ、と思ってる。

いや、職種じゃない。

毎日通勤している人にも、
24時間ワンオペ育児している親も、
誰に対しても自分より大変なんじゃないかなって思ってる、ということに気付いた。

だから、私ができることは少ないけど、少しでもやろう、と思うんだ。

そう思う自分の、大きな理由は、苦手なことが多いからだ。

毎日同じ場所に通勤するなんて無理、とか
一日中子どもとふたりきりで過ごすなんて無理、とかね。

だから、やってる人を見ると、すごいな、頑張ってるな、って思うんだ!

なんか、すごーい大きな発見。

私の苦手が優しさを生み、私の苦手が武器になってるんだ。

私のほうが大変なのに、こんなにやってるのに、とならないのは、いつも相手のほうが大変だよなって思ってるからなのだ。


実際、そうなんだけどニコニコ


発見でもなんでもない、本当に実際そうなんだけど。


だから自分ができることで、少しでも力になりたいって思うんだよなぁ。


みんなが大変じゃないといい。

大人に余裕があると、それは子ども達へのゆとりとなっていくと思うから。

 

教室で、子どもが、面白いことを言ったときに一緒に笑える、とかね。そんな、ゆとり。

 

こうして書いていて、いろんな発見ができたな。




  

おまけ→LINE最後の↑たまに、暴言吐くけど、の夫のメッセージは何かというと


夫が、火曜日に「今日、(お勤めの)仕事ない日だよね」と言ってしまったこと。


「今日、仕事ない日」💦💦💦


そりゃあ、ないわ。


もちろん、カッチーンムキームキームキームキームキー


今日の方が忙しいから!あれやってこれやって、お勤めの日"なんか"より、こんなに忙しいんだから!と怒りましたよ。そりゃ、忙しさの割にお金にはあんまりなってないけど💦と涙えーん


いや、「お勤めの仕事、ではない日」と言いたかっただけなんだそうです。


私も私で、まだ心の奥に、あーやっぱり(医療の仕事であまり)稼いでない、があるんだなーと思いました。


そんなことなくて、原稿だってお金いただいてるし、講演だってもちろんお金いただいてる。

もちろんゼロな日も多いけれど、だけど、もうそんなこと、気にしなくていいじゃんね!