小耳には挟んでいたのですが、熊本県宇城市～上天草市間に掛かっている天草一号橋（天門橋）の三角町側袂に、もう随分前から廃墟として存在していた天草パールラインホテルの解体が今週頭（H26/11/17）くらいから始まったようです。
たまたま建物の解体工事中に通りかかったのでカメラに収めた次第です。
2017年開通予定の新天門橋架橋も見越した整備なんでしょうかね。
そういえば10年ほど前から「場外船券売場予定」といった感じの看板が建物近くに立っているのが目に入っていましたが、どうやらその計画も流れて、大規模太陽光発電施設に生まれ変わるようです。
役目を終え、朽ちていく一途の建物が存在し続けるのも何か色々考えてしまいますが、その後がメガソーラー施設というのも東日本大震災以降のエネルギー事情が背景にあるとはいえ、天草の海と空、島なみとで構成される素晴らしい海洋景観の中にあってどうなんだろう、と思わない事もありません。
特に天草五橋のうちでも高い俯瞰位置で遠くまで見られる個所でもありますので、出来る限り影響の少ない配慮での設置を望むばかりです。