天草ではめずらしい蟹が獲れました ミツカドヒシガニ | GBの星の天草だより

GBの星の天草だより

天草の魅力を、四季折々の画像を交えながらお伝えします。

※おことわり
 金星の日面通過から既に一週間経過しましたが、そちらについては通過の様子をカメラに収めた管理人・GBの星が現在多忙のため記事をまとめきれず、公開できる状態にまで到っておりません。
 今しばらくお時間をいただくと共に、更新が無かった時期の他の出来事を先に公開させていただきますこと、御了承願います(助手一号より)。


 こんにちは、助手一号です。
 時折、家の近くの海にカニかごを仕掛けてカニ等を獲ったりしています。
 今の時期ですとワタリガニやイシモチガニなどが掛かったりするのですが、先日変わったカニが獲れたということで、その姿を写真に収めました。


ミツカドヒシガニ①

※比較対象物を置いてないのでサイズがイマイチ分かりにくいと思いますが、胴体サイズはおおよそピンポン玉くらいで、それに長めのハサミを有していると考えてもらって差し支えありません。

 GBの星ほか家人においても

「長いこと天草で生活してるけど見た事ない」
と言う事で
『もしかして新種のカニ?』
と色めき立っていました。
 ただ、形から画像検索してみたところ、ヒシガニというカニの仲間のうちの『ミツカドヒシガニ』という種類らしいことが判明。
 この時点で、家人のテンションが多少落ちましたが、『太平洋側では千葉から四国辺りに生息』とあり、
「新種ではないにしても生息域から考えるに天草で見つかるのは珍しいケースかも」

という事で、上天草市大矢野町にある熊本県水産研究センターに確認を取る事に。
 翌日、管理人GBの星がセンターに連絡を入れて職員さんに尋ねてみたところ
「黒潮に乗って、九州近海や八代海までたどり着く事はよくあります。」
とそこまで珍しいケースでもない事が判明しました。
(その他、『普段は水深200m付近で生活しており、産卵時期などに産卵場所を求めて浅瀬にあがってくる』などの説明も受けたとの事。職員さん、ありがとうございます。)

「飼ってみられてはどうでしょう?」
との提案も受けたそうですが、なにぶん飼育の勝手も分からず、また一匹だけでは気の毒という事で、海にお帰りいただきました。

 『新種発見等に伴う栄誉』を賜るまでには到りませんでしたが(笑)、
「よく知っているような身の回りの事でもまだ知らない事・気付いていない事が存在する」
と言うことを再認させてくれた貴重な遭遇体験だったと思います。
 本人ならぬ本カニやお仲間にまた会えたらいいな、と思いつつ、よく知っている(つもりの)天草での更なる新発見・遭遇がある事を願って、今回の記事終了です。