11月も日中は半そでで過ごしてきたここ数年。
体感的には温暖化とかそこまで意識した事もなかったのだけれど、
コロナがはじまり、航空便が減り、まずは天草から沖縄へ活き車海老をお送りすることが不可となりました。(お届けまでに3日以上かかるため)
そのうち市場便も、名古屋につながらなくなったり、
東北に翌日届けられていた商品が、2日以上かかるようになったり。
これまで当たり前にやれていたことが、当たり前じゃなくなって3年目。
とうとう、私たちも来年以降の活き車海老の出荷について決断をせねばならない時がきました。
私が車海老に関わって13年前から、11月~3月までの5か月間宅配することが可能でしたが、
R5年は12月~2月の3か月間に限り出荷をさせていただきます。沖縄へのお届けも停止。
これはまだ検討中ですが、関西以北は関東圏以外の中部・東北・北海道エリアへのお届けも停止する可能性あり。
当社の短期的経済面では大ダメージかもしれませんが、長期的な視点でジャッジしたいと思っています。
また昨年、一昨年は2年間、大阪・奈良・兵庫に限り、お送りもできなかったのは、
そのエリアのみ、活きてお届けすることができない事案が多く発生したからでした。
輸送中に何か原因がある可能性を考え、運送会社様とあらゆる情報を共有し解明に向け努力して参りました。
ある共通点が見つかったため、今回はその点に配慮し、上記関西エリアにも出荷を再開いたします。
鈍感な私ではなく、繊細な車海老たちが教えてくれる、環境の変化。
虫の知らせ、ならぬ海老の知らせ。
環境に合わせ自分自身が変容しながら、数か月しかない繁忙期に突入した今日も、
ただひたすらに目の前のことに向き合います。
来年からの変容に備え、準備を進めねば。