ひとたび大地に根を下ろすと
自ら動くことなく
その場所で一生を過ごす

自然環境にあがなうことなく
そこに存在する

例え人の手で植えられたとしても
大きな木も小さな木も
大地に根を下ろした時点で
次元の高い存在に感じます

大きな木に触れると
優しい温もりを感じませんか…

木が人に伝えたいこと
それは…

任せること
委ねること と受け取りました

自然に~
地球に~
宇宙に~
と言うことかなぁ

んーっ 深いなぁ
これって人にも当てはまるよなぁキョロキョロ



私の好きな
近くの公園の大きな木たち

ポプラ   優しさを感じます


ユーカリ   包容力を感じます


クスノキ   生命力を感じます


ラクウショウ   安らぎを感じます


タギョウショウ   繁栄を感じます


木は愛そのものグリーンハート

木は人と地球へ愛を与え続ける
身近に存在する神様のように感じます

そういう木のような人に
私はなりたい…





最後に宮沢賢治の詩…

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な身体を持ち

欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず

野原の松野林の影の
小さな茅葺きの小屋にいて

東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろと言い
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず

そういうものに
私はなりたい