アマンダさんの恋人からお手紙が届きました。

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今日で付き合ってちょうど1年だね。
節目だし、最近はろくに話し合えたりもしていないから、今日ぐらいは真面目に思ったことを伝えるよ。

うーん、とはいえ何から書こうかな。この前、アマンダが下痢に落ちた携帯を拾い上げた話?(笑)
あれはかわいそうだからいいや、面白いけど。

この前、結構激しい喧嘩になったよね…。会話の流れで、アマンダが「好きな人できたら別れていいからね」って言ったんだよな、おれに。それでおれが怒った。
アマンダは、別れても自由が手に入るし、おれの代わりもたくさんいるって思ってるよね。アマンダは何気にモテるし。その余裕というか突き放したところが、おれからするとイラっとするんだと思う。おれのことはどうでもよさそうというか…。

アマンダってさ、単に自由人で何も考えていないのか、おれから逃げようとしてるのか、いまいち掴めないよね。楽しそうに生きてるけど、おれがいるかいないかはあまり関係がない気がする。…とかうじうじ言ってるから面倒くさいのか。
冷たい感じはしないし、アマンダって男からすると人気があるのは分かるんだよね。でもいざ付き合ってみると、雲みたいにフワフワとしていて、いつ消えてしまってもおかしくないとも思う。今は、付き合っている感じがしなくて、遠い。

…って結局は文句ばっかり言ってる自分…。
もっと前向きなこと書くね。記念日だってことを忘れてた。

おれはこれでもアマンダには感謝しているんだ。キザなことを言うつもりはないけど、本当にアマンダが笑うと、おれにとっては太陽みたいに思えた。そしてアマンダはなんだかんだで優しいから、うまくいかないときもあったけど、この一年間はずっと日なたにいる気分だったと思う。

アマンダが言っていた「一日一日を大切にして、結果としてずっと一緒にいられるといいね」ってセリフをおれは今でも大事に心に留めているから、おれも初心をそのままにこれからも一緒にいようと思う。アマンダの気持ちがあのときのままだと嬉しいんだけどな。

これからもたくさんすれ違いとかあると思うけど、二人なりに、支え合いながら進んでいこう。あ、それと、会うたびにおれの服装に点数つけるのはやめてくれ…。

では、これからも末永くよろしく。アマンダがいてくれてよかったよ。ありがとう。