とっても今更ですが、4/6に幕を閉じた星組公演について今日こそ書きたいと思います。

(タイムリーに記事を書いている皆さん、すごく尊敬します!)

 

改めまして、星組「RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~」「VIOLETOPIA」大千秋楽おめでとうございました!

大劇場配信と3/31友の会貸切を観劇、そして大千秋楽を配信で拝見しましたが、

一度客席から観て、今回の「RRR」はやはり生が一番だなと思いました。

まあ舞台は生が良いに決まっているのですけどね、自分は地方在住なので頻繁に遠征は難しい。

またコロナ禍も落ち着き、再びチケット難になっていますしね(コロナ禍のチケットが比較的取りやすかった頃がちょっと懐かしい)

演目によっては、細やかな表情が良く分かる配信の方が良かったななんて事もありますが、「RRR」はこっちゃんが大千秋楽のドン前ご挨拶でも触れていたように、総合芸術としての舞台を強く感じました。

こっちゃんビーム登場の虎の迫力、様々に表情を変える森のセット、

随所でいい仕事をしているワイヤーの照明(電飾?)による効果、

FIRRREとWATERRRの衣装や持っている旗や布の対比、

民族調音楽の特に低音の迫力、お腹に響く太鼓の音 などなど、

どの舞台も、装置・音響・照明・映像・衣装・電飾等々の総合演出があってこそなのですが、この作品は特にそれを感じました。

 

特に印象に残っていることなど

・ビーム登場のシーン、虎の迫力は勿論、ビームの一族の守護者としての気迫が凄まく鳥肌が立ちました。

・ひっとんのジェニファーが出てくるだけで、場の空気がいっぺんに清々しくなるい。とにかく可愛い!!

・小桜さんのキャサリンの拷問を見ている喜々とした笑顔!残酷さを持ち合わせた総督夫人、最高。 舞踏会の歌唱も流石。

・瑠璃さんの純粋な歌声、胸に沁みます。セリフの声も好きだなぁ。

・大輝さんのオム、眼差しも声も、とにかく温かい。

・SINGERRR の都さんのソウルフルな歌声。確か王家に捧ぐ歌でエトワールもされていたような(違っていたらすみません)

・ありちゃんラーマがひたすらカッコいい。

蛇に噛まれた後に雄叫びの所、オペラでガン見したのですが、あれは全身で観るべきでした。

森の戦いのラーマがあまりにカッコよくて、赤いワイルドラーマの舞台写真買っちゃいました。

後ろにのけぞって天空に弓矢放つとかね、最高やね。

(ショーのラーマの女装の背筋も素晴らしかったです)

・生ナートゥはやはり凄かった。しんどいはずなのに皆の楽しそうな笑顔!!

 

さて、千秋楽の挨拶についても少し触れたいと思います。

大劇場千秋楽のご挨拶で白・黒・グレー・くすんだブルーのブーケを持たれていた 侑蘭粋さん、もしかして大千秋楽では色味を変えてくるのかな?と思っていましたが、

同じブーケで登場されました。

それを見てハッとしたといいますか、彼女の無言の訴えのようなものを感じました。

あれから半年ほど時は経ち、少しずつですが改革はなされていて、各組の舞台は次々行われ宝塚は前進していっているように思うけれど、

どれほど時が経っても、これからもあの事は絶対に忘れてはいけない というような強い思い。

ご挨拶は晴れやかで、言葉を選びつつもしっかりと気持ちを伝えようとされており、

泣けました。

退団者の皆さんのご挨拶は本当に胸を打ちますが、彼女のご挨拶は特にぐっときました。

退団者の皆様に幸あれ!!今まで本当にありがとうございました。

 

最近の星組の舞台を観ると、とにかく元気出た~!!と感じます。

癒されて元気が出るとか、ただただうっとりして元気が出るとか色々あるけれど、

膨大なエネルギーを浴びて生きるパワーが湧いてきて、元気が出る感じです。

恐らく全世界で1番長い期間、真剣にナートゥを踊った星組の皆さま、本当にお疲れさまでした。

まもなく別箱のお稽古が始まると思いますが、沢山放出したエネルギーは十分に補充して頂いて、少しでも心身共に休めますように。

別箱2つとも是非観に行きたいですが、チケット当選するかどうか。

どちらか1つでも観に行けたらいいな。

次の舞台も楽しみにしています。


星組~! パッション!!