2/11、雪組『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』が大千秋楽を迎えましたね。

改めまして、千秋楽おめでとうございました!

お稽古期間から、我々が思う以上に本当に色々あったであろう今公演、いつも以上に千秋楽が感慨深いです。

千秋楽配信を拝見したので、備忘録として書いておこうと思います。

 

 

前日10日に、有難い事にマチソワで観劇して臨んだ千秋楽配信。

話の展開も頭に入っているので、ゆったり全体を楽しみながら拝見しました。

1個前のブログで、ドイルの診療所のセットは積重ねた本の上にあると書きましたが、配信で初めて、編集部の机も本になっている事に気が付きました。

足も天板も、本の背表紙になっていたなんて、生田先生のこだわりを感じます。

 

芝居の展開は前半は特に早くて、舞台転換も頻繁にありますよね。

演者もだけど、これ、舞台スタッフも結構大変そう。

演者もテンション高めでテンポよく話が進む分、アーサーのお父さんの「静」のシーンがひと際際立ちます。

出番は短いけれど、アーサーの父役の奏乃組長が物語に深みを加えるよう。

(さすが組長!)

 

そして、アーサーの妹二人(野々花ひまり、華純沙那)のデュエットに心が洗われます。

ひまりちゃんのお芝居は、毎回良いなぁ、好きだなぁ。

歌も、昨年のボニクラあたりから更にうまくなった気がする。

華純さんは声が良い。

可憐なだけじゃなくしっとりとした大人の女性も演じられそうで、楽しみな娘役さんです。

笑顔がちょっと、壇れいさんみがあるような。

そういえばショーの客席降りで近くに来てくれましたが、可愛かった!

ガッツリ目があったので、夢中でロゼットを振りました(^^)/

 

ドイル夫妻は終始テンション高めでセリフも多いしで、めっちゃエネルギーを使いそう。

咲ちゃんはあれだけお芝居でしゃべり倒し、歌もダンスも多いのに、ショーでも踊りまくるし結構歌ってますもんね。

トップさんって、ほんまハード…

公演日程見直しがあったけれど、今後はトップさんの負荷も少し減らしてくれたらいいのにと思います。


咲ちゃんとあーさの掛け合いは、息ぴったりで見ていて本当に楽しい。

昨夏の「愛するには短すぎる」のフレッドとアンソニー、「蒼穹の昴」の文秀と春児など、トップさんと2番手さんがガッツリ組むお芝居は堪りません。

(番外編で、ワンスのマックスとキャロルも)


観劇時はつい男役さんを見てしまうけれど、夢白ちゃんが出てくるといつも目を奪われます。

強くしなやかで美しくて、本当に真ん中が似合う。

ショーのお正月の場面なんて、男役並みになんかカッコいい!

踊り自体がカッコいい気がします(勿論優雅にも踊れるけど)

 

そんな夢白ちゃん、最後の咲ちゃん挨拶後の「フォーエバータカラヅカ」で、めっちゃ泣いていた。

晴れやかな表情の退団者お三方、少し安堵の表情で客席を幸せそうに見る咲ちゃん、頬を涙で濡らし、笑みを浮かべながらも真っ直ぐ客席をみつめる夢白ちゃん。

様々な事を乗り越えて、舞台を務めて来られたのだなと胸が熱くなりました。

 

挨拶といえば、そら君のご挨拶の「ある方の言葉」がええなぁと思っていたら、プーさんの言葉だったなんて!

そしてまさか、プーさんのモノマネをするなんて(笑)

→しかもホンマに似ていた

そら君に続いて琴羽りりちゃんもモノマネ、沙羅アンナさんは客席へ愛を叫び、「で、咲さんは?」みたいになって、本気で慌てる咲ちゃんが可愛かった!

うっかり?「次までに考えておきます」なんて約束しちゃってたけど、次は咲ちゃんの退団公演だよ~!!(笑)

 

そら君はじめ退団者3名が本当に幸せそうで、無事にこの日を迎えられてよかったなと思った千秋楽でした。

 

咲ちゃん、夢白ちゃんはじめ、雪組の皆さま本当にお疲れ様でした。

少しはゆっくりお休みできるといいのですが。

そして退団者の 

和希そらさん、沙羅アンナさん、琴羽りりさん 

これからの人生に幸多きことを願っています。