娘も今年受験性![]()
美大を目指す娘は、高校2年生から美塾に通い始め、
それからずっと、週5日間、夜8時まで学校帰りに塾に通うという生活をしてきましたが
受験1ヶ月前になって
もう、塾を辞めたい…
と言ってきました
もともと人に対して敏感なところがあり、塾の先生には、最初から苦手なタイプと言って、緊張して通っていました
冬休みの間
試験対策として毎日課題が出され、最後に評価されるようになり
評価の時の言動が耐えられないというのです
今まで技法的なことを教えてもらえず、ただただ自分なりに描くだけで、
これで良いのか分からず
挫けそうなときがあったけど、
塾に通わないと自力では受からないと思って頑張ってきた
でもここにきて評価され
何を描いても
「よくわからない」
「良いところが見つけられない」
受験まで後1ヶ月
焦りと不安、怒りと悲しさ
感情が爆発してしまいました
そんな娘に私は
評価されることはこれからだっていくらでもあることだよ
ただ
絵を描くという、自分の大好きなことが
嫌いになるようなら
その先生の評価だけが正解じゃないから
私は辞めてもいいと思うよ
娘は少し落ち着き、
塾を辞めたいことを父親に話しました
旦那もこの疲弊した様子を見たら、責めることはないだろうなと思ってたら
側で聞いていた息子が
「ひとつだけ教えて。やれることは全部やったの?」と話し出しました
私は想定外の発言に
追い込まないであげてって、一瞬にしてハラハラドキドキ
妹もえ?って感じでびっくりして
言葉に詰まりながらも
「まだまだ技術は足りないから、やれることはまだいっぱいある。ただ、あなたの絵はよく分からないって言われてて、今日はあなたのいいところが見つからないって言われて、もう辛いの」
兄も言葉を選びながら
「いや、そういうことじゃなくて。
先生に、ダメなところは聞いた?どうしたら良いのかとかアドバイス的なことは聞いたの?」
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(あれ?私と視点が違うかも)
娘は
「聞ける雰囲気じゃない。みんなも聞いてない」
兄にも塾の様子を伝え、状況を
わかって欲しいという気持ちで話していました
それでも息子は、
「塾をやるかやらないかは、自分が決めれば良いことだけど、まだやれることはあるんじゃない?みんながしてないこと『分からないことを聞く』経験は、これからのお前に貴重な体験だよ。
それにやるだけやって、それでも先生の反応が変わらないなら、そんなところ辞めちまえ!ていうかスッキリ辞めれるんじゃないかなって思うんだけど」
下を向いていた妹の顔が上がり、パッと表情が変わりました
私達にもガツンと響きました![]()
妹のことを自分のことと重なって見えてるのかもしれない
自分が引きこもりから立ち直りたいと思ってから
何度も挫けそうになって
それでも周りの人から支えてもらいながら
チャレンジし続けてきた体験から話してるんだ
息子の優しさと確かな成長に、私は感動して涙が溢れました![]()

次に父親からのメッセージタイム![]()
どんな仕事でも
昭和時代の世代の大人の方が
今の子供たちの関わり方を変えないとならないと思うんだけどね
特に何か教える立場ならなおさら
でも、これがなかなか変えられんのよ
しんどいけど変えなきゃと思えるような出来事でもないと難しい
などなど、誰かを悪く言うのではなく、ここから学べることは何か
これから自分で覚悟もって向き合えるか
伝えてくれました
さすがっ
娘はすっかり元気になって
「うん、明日頑張って聞いてみる!
それで伝わらないなら、辞めてくるから‼︎」
(情けない、一番私が幼いかも
)
そして、次の日
「また同じように評価の時「分からない」って言われたから
「どこが分からないんですか?私のダメなところを具体的に教えてください」って勇気を出して言ったら
「うーん、分からない」って言われたよ
ここの先生たちは
指導者ではなく審査員なんだなって思った
悪気があるわけじゃない
だから今までありがとうございましたって感謝を伝えて辞めますって言えたよ
先生は引き止めることも、理由を聞くこともなかった
心からスッキリした!!」
って帰ってきました![]()
昨日父親から
「所詮先生にとっての君は、大勢の中の1人だからね」って言われていたことを
「それもよくわかったよ」と言ってました![]()
そんな日からはや1ヶ月
今、娘と2人東京に受験に来ています![]()
娘はあれから楽しそうに
受験まで毎日絵を描き続けました
デッサンの本を3冊ほど購入して学びながら。
私達に毎回書いた絵を見せてくれて
素人目線ですが感想や、ここがもっと塗り込むと良いかなとか、バランスがどうよとか、いろんな意見をもらって
「よし、今度はここを直そう!」
ってひたすら描いてました![]()
その絵たちを、お守りって東京まで持ってきた娘
だから重かったのか…
結果よりも、
自分自身が向き合って考えて、努力してきたことが、もうこの子の財産だなぁと思って、私は気楽に東京観光をしてます
うちのことは任せて
そう言ってくれて、父親が帰る前に夕飯作りをしてくれてる息子
家事は全て任せられる
石垣で1年間学んできたことに大感謝です![]()
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そして
娘からこっそり教えてもらったこと
「あのね…私のこの世で一番尊敬できる人は、今までもそして今もお兄ちゃんなんだよっ」![]()
(え?息子は父親を超えてる?
)
小学5年生の時に兄が不登校になり
兄の暴言や自暴自棄になった姿を見て過ごし、兄妹間の会話もなく辛かったはず
そんな時を超えて
「兄を尊敬する」と言ってる
私は最高に幸せな母親です![]()






