日曜日は稽古日和 | ア マ キ オ ト の 日々

ア マ キ オ ト の 日々

2012年9月より始動した伊東歌織によるダンスプロジェクト『アマキオト』
にまつわる日々の事、稽古場風景などを綴っていきます。

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今日も「うさぎについて〜序〜」の稽古だった。久しぶりに山下さんのうさぎ面をつけて踊り、映像を見て色々とギョッとした。(良い意味で)

この前、アシスタントの朝美とアニメーションを担当する泉原さんと打ち合わせ兼稽古だった時に、自分は踊らずに朝美に色々と指示をして動いてもらい、大体の構成が組み立ったので通して踊って貰ったところ、23分くらいだったのに、いざ自分で踊ってみると、33分になっていてビックリしたよ。

まあ当たり前と言えば当たり前なんだけど、人に与えられた振付を踊るのが二回目で、特に明確に音が決まっていない中、「ゆっくり踊って」という指示だけで踊るのと、何十回も何百回も練習した振付をゆっくり踊るのでは、まあ変わるよね。

どれだけ身体にその型が入っているかで、時間の流れ方というか、振りの味わい方というか、出会い方が変わるというのがよく分かった瞬間でもあった。

映像で見る限りだけど、ようやくここ2年位に培ってきた自分なりの踊りへのリスペクトが形になりつつある、と思えた。東京デスロックで試せてたことや、居間theaterの企画で踊ってたことや、「顔」というユニットでトライしたことが、纏まりつつある。ついこの間終わったばかりの「choreograph」と続いている旅でもあります。今朝、音楽の大谷能生さんと電話してて、曲使って良し!の許可も得ました。これは是非、観て貰いたいよ!!

居間theater企画の「ROOM」でのこの作品は3/5&3/12で合計10人しか見れないよ。あと少しで予約埋まるそうです。

詳細はこちら

この企画、定員が少な過ぎて逆に怖くて申し込めないという声が多いらしく、他のメンバーの作品も絶対ヤバいいのにまだ完売に至ってません…。一体どういうこと…??まあ、でも怖いね確かに。
映像見てて、これがこ狭い部屋で行われるなんて、恐ろしくて仕方がないと思うもん…。でも、4649です。


さて、自分の稽古を終えた後、日本舞踊家の安藤さんが稽古に来てくれました。彼女はこの稽古が終わると本番だというのに、マンツーマンで基礎稽古をちゃんとやってしまった。

一人が一人にずっと見られながら何かを試すって、かなり疲れるはず。ごめんねー、と思いながらも、言えば身体で返ってくる人なので、ついつい夢中になってしまいました。

でも、安藤さんはやはり基本のスタンスが日本舞踊なので、私のワークも日本舞踊の視点で見てくれるので、凄く面白い。一つのワークの提案を、自分の視点で読み砕いてくれることはとても嬉しいし、この先も発展させて欲しい。今日もいくつかアイデアが浮かんだので、春頃にでも日本舞踊と私のワークを混ぜ込んだワークショップが出来たら良いなと思ってます。

まずは私も、日本舞踊もっと習いたいです。来週頑張ります。



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国立駅の近くのシュベールという喫茶店が好きで、国立で稽古のときは大体ここに行きます。モーニングは1杯お代わりも無料なのに580円と安過ぎる。オススメです。

あ、今日は日食だ!!