アップタウン・ガールズ
<キャスト>
ブリタニー・マーフィ(「ジャスト・マリッジ」)
ダコタ・ファニング(「アイ・アム・サム」)
<スタッフ>
監督:ボアズ・イェーキン(「タイタンズを忘れない」)
撮影:ミヒャエル・バルハウス(「ギャング・オブ・ニューヨーク」)
衣装:サラ・エドワーズ(「ディアボロス/悪魔の扉」)
製作年:2003年/製作国:アメリカ
カラー/1時間33分
<採点>
71点
<ストーリー>
ニューヨークのアップタウンに住むモリーは、伝説的なロックスターだった父親の遺産で何不自由なく暮らし、毎夜毎夜のパーティ三昧の日々。だが、財産管理人の策略により、遺産は持ち逃げされ、ある日突然無一文に。彼女が、やっとのことで見つけた職は、女性レコードプロデューサーの娘レイのベビーシッター。だが彼女は8歳にして人生を達観している可愛げのない女の子。子供のように奔放なモリーと、子供であることを忘れてしまったレイ。何から何までそりの合わない“大人と子供”だったが、レイの秘密を知った時、2人の関係にも変化が訪れる。
<感想>
大人びた女の子と、大人になれない女性の友情を描いた感動作。少しずつ心を開いていく様に涙がホロリ。単純な映画だから、ただの時間潰しや、何も見たい映画ないけど何となく映画見たい時(そんな時ないですか?)、少し元気を溢してしまった時に、いいかもしれません。あまり印象に残る映画ではないですけどね。優しい涙を流せるんじゃないかな。
でもね、僕は天才子役ってあまり好きじゃないんですよね。ダコタちゃんのインタビュー見たんですが、なんか偉そうだしw。「A.I」のオスメント君インタビューにしても、子供らしさがないんですよね。肘掛けに両腕を掛け、足をガバーって組んで、ふんぞりかえって受け答えですからw。
まぁ、僕がこの歳の頃を思うと子役の子達ってすごいなと思いますけどね。
ていうか比べてしまうとね、タイムマシンで昔に戻って僕自身に注意したく
なるかなww。『も~!何してんねん、アホか!』てね(大したアドバイスが
出来ないから、ただ勢い的に叱ってるだけ)。
見て損するような映画ではないと思います♪
下妻物語
<キャスト>
深田恭子(「Dolls」)
土屋アンナ(「茶の味」)
宮迫博之(「岸和田少年愚連隊」)
篠原涼子(「冷静と情熱のあいだ」)
樹木希林
阿部サダヲ
<スタッフ>
監督:中島哲也(「Beautiful Sunday」)
音楽:菅野よう子
原作:嶽本野ばら(「世界の終わりという名の雑貨店」)
製作年:2004年/製作国:日本
カラー/1時間42分
<採点>
76点
<ストーリー>
レースのパラソルにボンネット、田んぼのど真ん中というロケーションを無視して歩く女子ひとり。彼女の名前は竜ケ崎桃子(深田恭子)。生き甲斐はひらひらフリフリのロリータなお洋服を着ること。だから、茨城県は下妻から、片道3時間かけて聖地・代官山のショップに通うことも厭わない。でも、お買い物には先立つものが必要だ。
そこで目をつけたのが、父親(宮迫博之)のかつての商売の遺物、自宅に眠るブランド品のバッタ物。これを売りさばこうと目論む桃子の前に表れたのは、ばりばりヤンキーのイチゴ(土屋アンナ)だった…。
<感想>
これ、意外に面白かったです。もっとくだらないものと思ってましたが、いや~ほんと良かったです。パッケージで敬遠してましたが、なかなかどうして、ここまでの出来とはね。見る価値ありますよ♪気軽に見れるしね!
深田恭子も土屋アンナもはまり役でした。アンナちゃんの古風な田舎くさいヤンキー口調に注目!コントみたいでおかしいのです!!
ジャンルは青春コメディーみたいな感じでね、そこらじゅうに笑いがありました。でっかいのじゃなくて、クスクスって微笑みくらいの。万人受けしそうなので、安心して見れますよ。なんとなくですけどね、『ごくせん』好きだった人なら、大丈夫かなと。
とにかく、構えて見なくてもいい映画なので、特に『映画が好きでもないよ』って方になんかは、強くおすすめします♪
それにしても「嶽本野ばら」原作とはびっくり。そういえば、彼は女性のファッションを好きそうだったなぁ~。1度ね、彼の小説読んだんですがどうにも好きになれない方だったので、ここまで楽しい映画になるとは。監督の中島哲也さんは、やり手ですな。
映画の後半の挿入歌で「CECIL」の歌が流れていて嬉しかったです。かなり、マイナーな方だと思うので、ナイス抜擢でした!
世界の中心で愛を叫ぶ
<キャスト>
大沢たかお(「解夏」)
柴咲コウ (「着信アリ」)
森山未來 (「ウォーターボーイズ」)
長澤まさみ(「黄泉がえり」)
山崎努(「GO」)
<スタッフ>
監督:行定勲(「GO」)
撮影:篠田昇(「リリィ・シュシュのすべて」)
原作:片山恭一
製作年:2003年/製作国:日本
カラー/2時間18分
<採点>
69点
<ストーリー>
朔太郎(大沢たかお)はまだ、自分の結婚に現実を感じられていない。そんな時、婚約者・律子(柴咲コウ)が二人の新居に書き置きを残して突如、失跡する。律子の行き先が四国だと知り、そのあとを追う朔太郎だったが、そこは初恋の相手・アキ(長澤まさみ)との思い出が眠る場所でもあり、朔太郎はしだいにその想い出のなかに迷いこんでしまう。
――現在と思い出の迷宮をさまよう朔太郎と律子は、やがて、隠れていた「真実」を手繰り寄せる。そして、かつて伝えられることのなかったアキの最期のメッセージが、十数年の時間を超えて朔太郎のもとへ届くこととなる……。
<感想>
今更ながらの『セカチュー』 w
ドラマ番と比べると、劇場番は見劣りする内容でした。やっぱ短いし、オリジナルな部分が無理からだろ~的な内容に思えてしまったので。
メインキャストはかなり良かったんですけどね。でも広瀬亜紀役はドラマ番の綾瀬遥の方がよかったな~。だって、彼女の方が可愛いから♪
大沢たかおは男前ですよね~。しぶいっす。森山未來も個人的に好きです。二人は顔も似てるしねっ。いい選出です。
小説も読みました。流行る少し前くらいかな。映画化も何も決まってない頃だったし。何気に購入した割には、そこそこ満足な小説だったんです。でも、なぜこんなにも流行ったのがが、分からないです。日本人特有の流行りにドバーッてやつかなぁ?まぁ僕もその一部になっちゃうけどさ。もっといい小説や、映画ってたくさんあるし、そこまでの物語とは思えないですねぇ。
それでも、活字離れとか言われてる現代で、小説に興味を持った人がこんなにもいたって事は嬉しいですね。僕も物書きを目指しているので♪
なんだか話が感想とずれてますね。とにかく、まぁ…悪くはないです。泣けるシーンもありますし。見て損はないはず。ただ、僕はそれだけでした。小説→ドラマ→映画と見てきたので飽きちゃってね~。
しかし、人が死ぬ物語があまりに多くないですか…?そりゃ、涙さそいやすいですけどね。なんだかな~、『死』を抜きで、いい作品が見たいな。そんな中で、行定監督の他の作品 (『GO』『きょうのできごと』) はかなり好きなので、今後にも注目していま~す。
フォーガットン
<キャスト>
ジュリアン・ムーア(「めぐりあう時間たち」)
ドミニク・ウェスト(「ロック・スター」)
ゲイリー・シニーズ(「白いカラス」)
<スタッフ>
監督:ジョセフ・ルーベン (「マネートレイン」)
製作:トッド・ガーナー(「トリプルX」)
音楽:ジェームズ・ホーナー(「砂と霧の家」)
原作:ジェラルド・ディペゴ
製作年:2004年/製作国:アメリカ
カラー/1時間32分
<採点>
52点
<ストーリー>
テリーは一年前、飛行機事故で息子サムを亡くし、それ以来サムとの思い出だけをよすがに生きてていた。しかし夫のジムを筆頭に、周りの者は既にサムのことを忘れつつあった。それだけではなく、実際にサムがこの世に生きていたという痕跡がテリーの周りで消されつつあった。いつの間にか写真からはサムだけがいなくなり、ビデオは消えている。そして誰もサムのことを覚えていないのだった。自分が狂っているのか、それとも誰かが大がかりにサムがこの世に実在した痕跡を隠蔽しようとしているのか‥‥
<感想>
前半はスリリングな展開で、どうなるんだ?なんてドキドキしてました。「シックス・センス」以来、最も衝撃的なスリラーだそうでして…
ホント、いや~色んな意味で驚きました。点数低いですけどね、ある意味おすすめです ww この作品はどうやら、賛否両論に分かれるらしいんですが、「否」の人にとっても、印象は強い映画だと思います。
ここからかなりネタバレで語ります。まだ鑑賞してない方は見ないことをおすすめします。
まずね、飛びますね。映像の中の人も、観客も自分も(笑)。僕、油断してたんですね。車が突っ込んできたシーンで、びっくりして、少しだけ浮きましたよ。他の観客も、いくつかのシーンでお尻浮いてましたww。ポーーーンって飛んでましたよ(笑)
で、映像の中の人がね、空に向かって飛ぶシーン。あれには度肝抜かれました。人が空にボーーンって飛んじゃって。観客も僕も友人も唖然でした。失笑や苦笑や、なになに?という感じでしばらく場内がざわついていた気がします。かなり強烈なインパクト抜群なシーンでした。
内容はね、母の愛の強さみたいな所で、感動するとこなんでしょうけど。そこに行き着くまでが、無茶苦茶で、もう宇宙人だしたら何でもありみたいな感じですよ。いやー、とにかくお空に向かって飛んでいくシーンは(特に女刑事が)、すごかった~。逆バンジーかと思った(笑)
そんなこんなで、ハッピーエンド的に終わっていったんですけど、鑑賞後の第一声「なに?これ?」でした(笑)。
僕の脳みそじゃ理解できないだけだったのかな?とにかく黒幕は出てこないし、なんか時間軸みたいなものも曖昧だったし。なんちゅう映画や!?と思いました。
ただ、鑑賞後、友人との会話がかなり盛り上がりましたね~ww。衝撃シーンもありーので。だからある意味おすすめです。採点は一応ストーリーだけに観点をおきました。だからある意味もっと高得点なんですよね。ふふふ
ミリオンダラー・ベイビー
- <キャスト>
- ヒラリー・スワンク(「ボーイズ・ドント・クライ」)
モーガン・フリーマン(「ショーシャンクの空に」)
クリント・イーストウッド(「パーフェクト・ワールド」)
<スタッフ>
監督・制作・音楽:クリント・イーストウッド(「ミスティック・リバー」)
製作:アルバート・S・ラディ(「ゴッドファーザー」)
製作年:2004年/製作国:アメリカ
カラー/2時間13分
第77回アカデミー賞 作品・監督・主演女優・助演男優賞受賞
<採点>
82点
<ストーリー>
トレーラー育ちの不遇な人生の中で、自分がひとつだけ誇れるのは、ボクシングの才能だけ。その思いを胸に、ロサンゼルスへやって来た31歳のマギー。彼女は、名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願するが、フランキーは「女性ボクサーは取らない」と言ってマギーをすげなく追い返す。だが、これが最後のチャンスだと知るマギーは、フランキーのジムに入会し、黙々と練習を続ける。そんな彼女の真剣さに打たれ、ついにトレーナーを引き受けるフランキー。彼の指導のもと、めきめきと腕をあげたマギーは、試合で連覇を重ね、瞬く間にチャンピオンの座を狙うまでに成長。同時に、ふたりのあいだには、同じ孤独と喪失感を背負って生きる者同士の絆が芽生えていく。だが、彼らは知らなかった。その絆の真の意味を、試される時が来ることを……。
<感想>
作品すべてにおいてほぼ完璧です。アカデミー賞に輝いたのも頷ける。そして演じてる俳優さんがとても素晴らしい。
主演女優賞に輝いた、ヒラリー・スワンクがいいですね~。ボクシングも、かなりさまになっているし。どれだけの練習したんだろ…?日本の女優さんで、あそこまで役を極める人なんていませんよね。日本なら、強い女性の役の格闘シーンでも、結局、腰のはいってない『女パンチ』です。痛い訳ない!見ていて冷めてしまいます。でも、ヒラリーはそんな部分や、少し泥臭いところを実にうまく、完璧に表現しています。さすがです。クリント・イーストウッドにモーガン・フリーマンは歳を重ねるにつれ、いい味がでてきてるしね。深みのあるというか…なんかね、一瞬の表情に全部の言葉を詰め込んでるんですね。生きてきた証を目で語れる人達ですね。
この映画は隠と陽をうまく使いわけています。暗闇にポツンとシルエットが浮かび上がり、そこに希望や絶望が映し出される。
あと、何気に見てると気付かないシーンがあるのかもしれません。ゲール語というのが出てきますが、これはアイルランドの言葉みたいで、ヒラリーもイーストもアイルランド系アメリカ人のようです。ここが分からなくても十分、内容は理解できますし、楽しめるとは思いますが。
で、肝心の感想ですが、、物語りの後半からは、はっきしいって悲しくて、かなりヘビーです。登場は少ないけど、ヒラリーの母親や家族にね、も~~腹が立って仕方がない!観光帰りのTシャツとか、ありえないよ(鑑賞した人なら分かるかな?)。それがちょっと、わざとらしくも感じましたが。
で、ボクシングが題材になっていますが、ガチンコのどつき合いとかでなく、もっと精神的なところに重点がおかれています。深く悲しい親子愛だったり。永遠の恋だったり…
なにより。この映画の一番良かったところはね、鑑賞後もずっしりと重いんでなくて、少し爽やかに幕を閉じるとこなんですよね…そして、その後ゆっっくりと涙を誘うんです。後から後から、この映画を思い出す度に、『あぁいい映画だったな~』っと思うタイプですね。
全然内容は違うけどショーシャンクの空にを思い出しました。もっとも、あんなに軽くないですが…。ん?モーガン・フリーマンのせいかな ww ?
