「浜田は欠席・・・か。」


その理由を知る俺にとってそれは少し辛いものだった


「りょうちんどしたノー?」


そう無邪気に笑う岬の姿に苛立ちを感じた


「うん、浜田のおじいさんがさ亡くなったらしい」


そう聞いた瞬間、顔も態度もしゅんとする二人。


「うん。あのコ、いつも元気そうにしてたけど頑張ってたんじゃない?」

「・・・。」
「・・・・。」

 

翌週


「はるなり?!」


・・・。


「上原か。何だ?」


「犬!犬だよ!!」


「?」


「いいから来て!」


「いいから来てよ!」


ついていくと見知らぬ犬が・・・

わんわん

やたらと人懐っこい

首輪してるか?

 

しばらく面倒をみた

 

「春成は優しいね」


「放置するわけにいかんだろ?」

 

犬の頭を撫でると

一昨年死んだじいちゃんの

あたまをさわっいる気分になった

 

「春成は優しいよ」


「そう?」

 

ありがとう

 

わんわん

よしよし

なんだかさ

こういう奴がくるとじいちゃんが様子を見にやってきたんちゃうか?なんて思うんだよね