あるところのある国に
3賢者と呼ばれる賢人がいました。
3人はとても賢く英知に優れていたのですが、3人の折り合いは悪く
いつも、衝突していました。
今日も彼らは話し合いを続けます。
今日は国民の食べものについて
今年はどうやら米がうまく収穫が
できない見込みなのです。
太った賢者はこういいます
「私はたくさん食べたいから、来年からは土地をたくさん開拓すればいいんだ」
と。
のっぽでやせた賢者はこういいます
「あなたはいつも食べすぎなのですよ。食料を少量食べる事にすればみんなに食べ物を与えられるではないですか。」
最後の一人はこういいます。
「いや、食物をたくさん実がなるように改良すれば良いのです」
こうして、あ~でもないこ~でもないと
毎日毎日話し続けたのです。
春が過ぎ、夏が過ぎ、いよいよ収穫の時期に来ても
3人は話し続けていました。
いくら、実のなる見込みが少ないといっても
もう村人達はみんな収穫の作業に追われ大慌て。
そんな中3人は話し続けます。
すると、たまたま3人を見た収穫中のひとりの村人が言いました。
「あんたら、暇なら手伝ってくれ!」
と。