金の斧と銀の斧 | みぢから

みぢから

真・女神転生IMAGINEの
ケルベロス世界で活躍するクラン御力の活動記録です。

前回のあらすじ

材料集めにナカノにやってきた間人と美ら。
調子に乗った美らが斧を泉に落としたところ
イシュタルが出現し、二人に金の斧と銀の斧を見せました。

ナカノ



「そんな凄い斧なら やっぱり嘘ついてもいいよ」

「いや・・・拝めただけで 奇跡なものさ・・・僕等には目的があるしな」

「はあい 私の落とした斧とは違うやっさよ」



・・・・

一人は素直・・・・ もう一人は謙虚・・・・・

よろしい あなた方に この斧を差し上げましょう


「え!? いいの!?」

レビ族の子孫よ・・・時間はありません・・・

森の・・・地球の未来を頼みましたよ






「あ 消えたやっさ!」

「この金の斧は 聖金斧ドルネメトンっていうんだ」

「確かに綺麗だけど・・・戦いにも伐採にも向いてない気が・・・」

「樹は金属を嫌ってな この斧は伐採する時 感謝を示し樹に当てる祭事の道具なんだ」

「そんな事ってある? 宮大工のお父さんも持ってないよ?」

「遠い遠い 本当に遠い 最低三千年前の祭事で使ってたんだ」

「さ 三千年! でも お兄ちゃん いつもながら良く知ってるねラブラブ

「そしてこっちの銀の斧はフリーメーソンの位ペンドラゴンを冠してるんだ」

「ドラゴンよりも凄いんだあ」

「ほんとのトップしか持てなかったんだ あ イソップ寓話で金の斧ってあるだろ? あれはその名残」

「今 まさに それだった気が・・・ガーン


「泉に道具を投げて物質文明から決別する意味と 神への感謝が含まれたのさ」

「辻褄は合うやっさね」

「外国で泉にお金を投げる観光名所があるだろ? あれもイソップ寓話の名残だよ」

ビックリマーク そっかあ じゃ イベントリのゴミを投げよう」

「ば ばか やめろってあせる

つづく