前回のあらすじ
放射能から逃れる人達の疎開先に、理想的な土地を説明した間人でした。
間人宅
「お兄ちゃんに任せれば 家だけじゃなく街づくりも可能な気がするヤサ」
「都市設計か 例えばで話すけど 一番いいモデルケースは江戸時代だね」
「江戸・・・? 何でそんな古い時代を・・・」
「お前 江戸時代で連想する事って何だ?」
「う~ん・・・士農工商・・・鎖国・・・封建・・・かな」
「完全に教科書の自虐史観にやられてるな・・・」
「だって戦がなくて退屈なんだもん(-。-;)」
「戦争がないのは平和でいい証明だろう」
「確かに 暮らすにはいいやっさね」
「士農工商は嘘八百で 誰でも武士になれたんだよ?」
「えええ!?」
「侍になった後は 仕えの人への給料とかで 物凄くお金が掛かるから ならない方が楽だったんだ」
「へ~ そうだったんだ」
「鎖国って言ったって世界では戦争してる国と仲良くしたいと思うか?」
「確かに・・・」
「あの有名なペリーの黒船襲来もとっくの前から 来る事を知ってたんぞ」
「そうだったの!? し・・・知らなかったヤサ」
「江戸時代の話は長くなるから ここら辺にするけど 当時の理想郷 エデンの園とも言える」
「江戸だからエデン・・・・ぷはははは おっかしー><」
「日本人には当然で解らなかったけど 宣教師が見たら そう感じたかもね」
つづく