風水

前回のあらすじ

クランメンバーの保養所を森の中でみつけ、イエスの里と名付けました。

しかし地球の意思に反したため、山火事が起きたところ、

天児が異次元のペルソナ、ロキを召喚し、火を消し止めました。

ナカノ樹海　イエスの里

「今日は何しに　ここへ来たやっさ？」

「放射能を恐れて疎開しても　移住先でトラブルとかあるだろ？」

「疎開出来る人はいいけど・・・私達は逃げれないやっさ」

「疎開先でうまくいく事と　いかないケースがあると思う」

「たぶん人間関係やっさね・・・最悪　村八分とか・・・」

「うん　それに　田舎なら何処でもいい訳じゃないんだ　周りの環境が人に影響を与えるからね」

「そうなの？」

「解り易く言うと　風水がそうだろ？」

「あー！　西に黄色で金運アップやっさね」

「西日が眩しいのに黄色はどうかと思うが・・・」

「ピンクで恋愛運アップやっさね」

「と・・・ともかく　このイエスの里に近い所に疎開すればいいって事」

「ようは南に　湖があればいいやっさね」

「うん　川でもいい　それに疎開先で農業をやるにしても　作物によって植える方位があるんだ」

「相変わらず　お兄ちゃんは勉強熱心やっさねｂ」

「はは　家から東に米　南は小麦系　西は葉っぱやハーブ類　北は実のなる物がいい」

「周囲が作物だらけになるやっさ(￣Д￣；；」

「昔の平安京がそうだよ　　それに僕の計算では最低100世帯はイケる」

「ひゃ　100世帯！？ヽ((◎д◎　))ゝ」

「日本じゃ聖徳太子並みの指導者がいないと無理かも・・・だから　ここで実験しようって事」

「な～る　御玖莉様に相談やっさ」