総本山
「綺麗～♪ テレビの中とは思えないわ」
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「うん 現実世界と変らない」
「メンバーとのお花見でトリを務めるのは料理担当の天児君よ」
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「任せて・・・あ 忘れ物しちゃった 先に行ってて」
「う 足が動かな・・・この感覚・・・」
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そこは三十三階段目・・・階段は神へと至る象徴・・・・
「誰だ 出てこい」
いるさ お前の中に・・・シャドウと言われてる
「シャドウ！？ 俺にもいたのか・・・」
禁忌使いが良く言う・・・だが魔術に白も黒もないぞ メシアよ
「俺はメシアじゃない」
この桜を見て思い出さないのか？
「思い出す？ 美しく感じるだけだ」
フハハハ！桜はサクラメンツさ 感じるとは古代からの機密が受け継がれている証左！
「サクラメンツ?・・・機密？・・・何なんだ」
もうすぐ七つの丘の町が崩壊する・・・
「七つの丘の町？ 何処だろう・・・」
そして復活するのさ・・・桜国にある七重のサクラメンツがな
「見当がつかない・・・」
お前の魂は何でも知っている・・・そして人生とは思い出す行為・・・そう 神の子であることを・・・
「足が動いた・・・」
つづく