住民の不安
住民が不安に思うことの一つに、この地が傾斜地であるということです。
5mほどの高さの擁壁(ようへき)の上に建物があります。しかし、良く見ると中央のあたりに何かかなり以前に隙間を埋めたような跡があります。なんとなく隙間を埋めたあたりが押し出されているように見えませんか?
そうです。押し出されています。しかも上のほうには隙間が・・・
40年前のものです。強度がもつか心配なのです。
実は今はきれいに表面が見えますが、つい最近まで蔦や藤が張り付いていてよく見えなかったのです。冬場であれば葉は枯れますのでで多少見えますが。住民との話し合いの中で蚊が繁殖するのでちゃんと刈ってほしいと申し入れて実現したものです。(今まで全く何の手入れもなしでした)
というか見せたくなかったのではと勘繰ってしまいます。なにせ申し入れてからなかなか作業してくれませんでしたから・・・・・
この擁壁が崩れるのではないかという話は、このマンション建設の話が持ち上がった当初からありました。というのはすぐ近くにカレッジリンク型シニア住宅というのが作られ始めたときに同様の擁壁が崩れるという指摘があり実際に問題が起きたそうなのです。
これに対してもアーバンライフは問題ないと言い張ります。本当ならそれでいいのですがもし崩れたらどうするのでしょうかね。ちなみにこの擁壁の一部はマンションの出入り口と駐車場の出入り口がくりぬかれて作られます。それ以外はいくつかの理由でそのまま使われるそうです。





