Quiet Life
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住民の不安

住民が不安に思うことの一つに、この地が傾斜地であるということです。


5mほどの高さの擁壁(ようへき)の上に建物があります。しかし、良く見ると中央のあたりに何かかなり以前に隙間を埋めたような跡があります。なんとなく隙間を埋めたあたりが押し出されているように見えませんか?


そうです。押し出されています。しかも上のほうには隙間が・・・

40年前のものです。強度がもつか心配なのです。


実は今はきれいに表面が見えますが、つい最近まで蔦や藤が張り付いていてよく見えなかったのです。冬場であれば葉は枯れますのでで多少見えますが。住民との話し合いの中で蚊が繁殖するのでちゃんと刈ってほしいと申し入れて実現したものです。(今まで全く何の手入れもなしでした)

というか見せたくなかったのではと勘繰ってしまいます。なにせ申し入れてからなかなか作業してくれませんでしたから・・・・・


この擁壁が崩れるのではないかという話は、このマンション建設の話が持ち上がった当初からありました。というのはすぐ近くにカレッジリンク型シニア住宅というのが作られ始めたときに同様の擁壁が崩れるという指摘があり実際に問題が起きたそうなのです。


これに対してもアーバンライフは問題ないと言い張ります。本当ならそれでいいのですがもし崩れたらどうするのでしょうかね。ちなみにこの擁壁の一部はマンションの出入り口と駐車場の出入り口がくりぬかれて作られます。それ以外はいくつかの理由でそのまま使われるそうです。

南側

日本大豆製油の社宅:現況2

アーバンライフによる住民無視の解体工事が始まるようです。。。


さて、現在の建物の一部にはアスベストがあります。外部にあるのは水をかけて解体するのだそうです。

法(大気汚染防止法)によれば湿潤して手作業によって解体すればよいはずですが。


工事業者はちゃんと作業員に手順を周知徹底して作業させてくれることを祈ります。


日本大豆製油御影社宅東から

東側の建物入り口からの状況です。右手奥が問題の。。。

(ちなみに奥にそびえたつクレーンは別のマンション工事のものです)

日本大豆製油御影社宅西から

西側の公園から見た状況です。左側の倉庫?の屋根がアスベスト入りの建材の様です。


日本大豆製油の社宅:現況

いよいよ住民の懸念の晴れぬままにアーバンライフの工事が始まります。まずは解体工事から始められる予定となっています。


解体に当たっては、昨今問題視されているアスベストを含んだ建材がありますので、法に従った処理が求められます。業者の調査ではいわゆるレベル3の非飛散性建材が使われていると報告されていますが、住民の中にはもしかしてレベル2やレベル1といった飛散性の建材が使われていないか心配の声が上がっておりました。


神戸市も工事の前に調査に来たようですが本当に大丈夫なのでしょうか・・・


東側にある入口です。
日本大豆製油御影社宅入口
南東部からみた状況です。40年も前に造成された土地に建てられています。

日本大豆製油御影社宅南東