今日は「ダイエット(食事療法)」です。私も今ダイエットをしているので、タイムリーなお話。

 

私がやっているのとはちょっと違う内容なのですが、とても興味深い内容。

 

この方はオーガニック野菜を使ってレストランを経営している方です。

 

レストランをオープンする前に、後縦靭帯硬化症という難病と、その後に風邪から、COPD(慢性肺気腫)になり、肺活量が半分以下になり、階段を二階まで上ると息切れする状態になってしまった。

 

どちらの状態も治らないと医者に言われ、それでも経過観察だけ来なさいと言われた。効果があるかどうかわからない薬をたくさん飲まされたそうです。

 

そんな医者に対して変だなと思っていた。ある時、アンドリューワイル博士の本を読んで人間の治癒力はものすごくて、どんな名医よりもよっぽど優秀だと書いてあり「食」の勉強を始めて、ダイエット(痩せるためのダイエットではありませんよ。食事療法のことです。)を始めて少しずつ病気が改善していった。

 

その時、この方のお父様が「末期がんだと診断されていて、食事療法をやるように勧めて、それをすると癌が消えてしまった。周りの人に食事療法のことを話をすると、花粉症が治ったり糖尿病が治ったりする人達も出てきた。

 

この方は、炭水化物を摂取せず、たんぱく質をたくさん取るようにして食物繊維も最低20g以上摂取するようにした。もちろん無農薬野菜のオーガニックを選び、過不足を一週間単位で見て、どんな栄養素が足りていないか?チェックしながらやっていくという食事療法。

 

炭水化物は蕎麦くらいでそれ以外の淡水化物は摂っていない。野菜からの炭水化物は摂ったほうがいい。ジャガイモは糖質が高いので里芋や長芋がいい。

 

炭水化物の糖質を分解しエネルギーになっていく。この時に、糖を燃やすときに倍の乳酸を作ってしまう、この乳酸が悪さを起こすので、糖からのエネルギーを控えたほうがいい。

 

戦前の日本は農薬もほとんど使っていなくて癌になる人もとても少なかった。ところが、農業の大規模化で品種改良もされ、栄養価もなくなってしまっている。

 

例えば、日本ほうれんそうと最近のほうれん草(きれいなほうれん草)では7倍も栄養価が違っているというデーターがある。どんなにたくさんとっても過剰摂取の栄養失調という状態になっていく。

 

なので、その土地で作られている在来種や固定種を食べていくのが健康にはよい。

 

サラダほうれん草というのがあるが、これはシュウ酸がとても少ないからそのまま食べられる。シュウ酸は敵から身を守るための防衛成分で、少ないのは敵が少ないので持つ必要がないということ。敵とは雑草など。

 

品種改良して育ちやすいものは栄養価も少ない。

 

私たちは価格を重視してしまい、付随する素材についてまで意識が及ばないところがある。

 

鶏肉だとブラジル産だと安く買えるが、非常に危険性が大きい鶏肉と言われる。GMOの餌、抗生物質、ホルモン剤、コストを下げるためにどんな材料が使われているかわからないところが怖いところ。

 

日本では安くランチが食べられるが、例えばシンガポールでランチを食べようと思うと、一般的には大体1500円~2000円くらいする。オーストラリアも同じくらい。

 

タイや東南アジアの中流階級の人が行くレストランで大体500円。その人たちの年収は日本人の1/4くらいの人達と同じ価格を求めている。

 

日本人の食に対する意識の低さに問題がある。

 

GMOは畜産で多く使われている。GMOとセットの除草剤は腸内細菌に影響がある。アメリカではカンジダ菌が増えるといわれている。このカンジダ菌が非常に体の中で悪さをしている。

 

カンジダ菌はカビの一種で誰しも少量は腸内に持っているが、それが増えてしまうことで癌になるといわれている。腸内細菌を悪くしているのもカビの一種のカンジダ菌である。

 

動物の油をたくさん摂取して、なおかつ遺伝子組み換えの食事をすれば劇的に増えると思われる。

 

腸内細菌には善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいて、何を増やしていくかが大切。ヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌をとれば腸内環境がよくなるかといえば違って、摂ってもなかなか改善しない。

 

動物性の乳酸菌よりも植物性の乳酸菌のほうが吸収がよい。味噌や漬物の発酵食品から摂ると吸収がよい。これは日本人の腸内細菌に合っている。

 

食物繊維は腸内細菌の餌になるので大切。推奨摂取量は20gになっているが、腸内環境が悪化し病気になっている時、改善させるためには30gくらい摂らないと改善につながらない。

 

30gの食物繊維の量は、とてもたくさんの量になるので(ボールに3倍くらい)計画的に摂らないと摂取できない。アボカド(一個につき7,5gくらい含まれている)や納豆(3,6gくらい)など食物繊維を多く含むものを調べて大きなものを摂っておくと達成しやすい。

 

野菜スムージーは大量の野菜が摂れるのでお勧め。アボカド、生のブロッコリー、ワサビ菜、水菜、小松菜。レモンを丸ごと(皮ごと)など。レモンは皮にビタミンCが含まれているので剥いてしまったらビタミンが摂れなくなってしまう。

 

もう一つは酢キャベツ(ザワークラフト)。キャベツを千切りにして全体の重量の2%の塩を入れて揉んで、そこに月桂樹の葉(ローリエ)をキャベツ一個に対して二枚くらい、鷹の爪、キャラウェイシードを入れて、ジップロックに入れて2kg くらいの重石をする。(酢を少し加えても加えなくてもOK)常温で2~3日もすれば出来上がる。

 

出来上がると酸味が出る。腸内細菌の善玉菌を増やすことにも有効に働く。

 

私もボール一杯の(高さ11センチ、半径25センチくらい)サラダを食べて、スムージー、セロリジュースを飲んでいます。ラーメン用の器いっぱいに野菜を入れて、このボールに移し替えてミックスして食べます。

 

この↓のボールは半径25センチ、高さが11センチくらいあります。前は家族みんなのサラダとして出して、小皿に分けて取って食べていましたが、今ではこれが一人前。どんだけの量って思うでしょう。食べ終わるのに30分くらいかかります。^^

 

 

 

先日友達からテキストメッセージが入り、セロリジュースを勧めた友達、彼女はセロリが高いからといって、ジュースを混ぜてセロリジュースを飲んでいるそうですが、友達が他の友達にセロリジュースを進めて飲み続けたところ、血圧300以上あった人が168まで下がったといって喜ばれたと。

 

血圧300以上ってどんだけ~と思いますが、ちゃんとその方セロリジュースを飲んでいたのでしょうね。ジュースに混ぜたら効果なしなので友達に伝えました。

 

この動画はじっくり聞いたのでほとんどすべてをコピーしてます。なので二回に分けてアップしますね。コメント返し遅れます。🙇