お盆期間、皆様いかがお過ごしでしょうか？
豪雨災害や酷暑の水不足、米騒動と心休まらない日々が続いて
心も身体も穏やかでないこの頃
いつもの通りに過ごせることは
本当にありがたいことなのだと身に染みる次第です。
ワタクシ、この程珍しく体調不良となり
しばし床に伏しておりました。
ある晩腹痛により一睡もできず
明け方救急外来受診へ
発熱にコロナを疑い恐れおののきつつも
コロナではなくひと安心
レントゲンの結果も特にコレ！という大きな問題はないとのことで
診断つかずの対処療法の薬を処方され
帰宅するも
腹痛の苦痛に耐え、体力消耗
水を飲むことすらできなくなってしまい
多分脱水状態に
飲みたいけど
喉を通らない
自分の中では診察室でやんわり点滴希望をお伝えしてみたものの
医師には伝わらずで…
帰宅後、飲めない
もちろん食べられない
トイレに行くのもフラフラ
まさか自分がこんな目に…
健康だけが取り柄だと自負していたにも関わらず情けないあり様
とりあえずスポーツドリンクを飲まねば
ひと口をがんばる
これまではいつでも自分は看病する側で
逆の立場になっとたこと、なかった
食べられない
飲めない
そんな経験もほとんどなく
食べることや飲むことのひと口がこんなに大変で大切で
当たり前がこんなにも難しいなんて
思わなかった
世の中の介護施設のおじいちゃん・おばあちゃんにおもう
食欲がないとか
水分補給が進まないとか
疑問符でしかなかった
体験が及ばない私はようやく今回少しだけそのことが理解できたような気がしました
動けない
動かない
食べられない
食べたくない
水分だってめんどくさい
飲まなきゃ飲まなくても別に何ともないような気分になってくる
食べろ、食べろ！
飲め、飲んだ？
そのやさしささえもプレッシャーになる
痛みと体力低下により
お風呂に入ることも出来なかったし
何ならお年寄りにはお風呂がめんどうだとか
煩わしいとか
そんなふうにも…
思うんだろうなぁ…
そして苦しいとき、ひとりは精神的孤独
何も自由にならない
自分はこれまで家族の誰に何があろうと
最善を尽くしてきたのに
自分はほっとかれっぱなしなのか
と、
決してそうではないのに
考え方がねじれてしまう
ひねくれた思考に支配されてしまうのは
やはり
苦痛と体力低下により食もままならず
回復できない脳ミソが
誤作動を起こしているのでしょう
帰省のために準備した鞄はそのまま
せめて入院の荷造りとならなくてよかった
思いのほか回復に時間がかかり
もどかしい
徹夜の睡眠不足から時差ボケみたいな感覚と
発熱の名残りの節々の痛み
ひとりゴロゴロと過ごす2025年の夏
皆様どうぞ健康第一で…