10月だからハロウィンのせいに、魔女のせいにしよう | 黒子日記

黒子日記

日々黒いキモチになる出来事を自分勝手に書き綴るだけの自己チュー極まりない真っ黒な空間です



┌(┌*ΦωΦ)┐≡3フーッフーッ

職場の上司に退職の決意を電話で伝えると

アッサリ受理され

ホッとして残りのスケジュールを消化しようとキモチを切り替え

新職場を求め面接を取り付けて

過ごしておりました


面接予当日の朝

普段顔を見せることのない現職場の上司が出勤してきましたよ


お会いするのはこれが二回目

ほぼ挨拶のみで会話をしたこともなく

つい先日電話で伝えた辞職の意


上司到着の数分後、骨折して休職中のレジェンド先輩がやってきました


事務所にて面談をしている模様で

体調やケガの具合い、復帰の目処を話し合っているものと思っておりました



が、出てきたレジェンド先輩は何やらビミョーな雰囲気で…おずおず


上司の

『ちょっと皆さん集まって下さい』という声かけに

集合すると

『これからもレジェンドさんには居てもらうことになりましたので…』



との言葉にハテナが止まらない中年


は?

これから、も?とは?

ケガが治ったら復帰するよね?

回復待ちなだけですよね?


と不思議感でいっぱいの中年




いや

聞けば何と!∑(๑º口º๑)!!



やさぐれ🦁が休みの日にことは進んでいたようで

そんなん知らんがな…...(lll-ω-)チーン



ケガを理由にレジェンド先輩は退職を決意していたらしく

今月いっぱいで辞めますと退職の書類を提出に来た本日ということだったのでした



必死の上司二人がかりでの交渉の末

勝ち取った引き止めにより

『居てもらうことになりました』

との発表



何も知らされていないやさぐれ🦁は寝耳に水のおったまげ~‎( ⊙⊙)!!


次いで上司からやさぐれ🦁の退職について皆様に発表があるものと思い

上司にアイコンタクトをとると


『やさぐれ🦁さん

ちょっとこちらへ』



よし!発表か!

と出向くと



今度はやさぐれ🦁に向けての交渉が始まったのです


退職の理由はウソ八百

あることない事を並べて円満に退職しようと企んでおりました



しかし!

これを書いている今思う


なぜそんなにまでも思い詰めて辞めようと思ったのかさえ自分でも分からないという…



結局上司の引き止めの言葉を聞き

保留扱いをもらい

(でもこっそり面接を受けてみるも予想通り落ち笑)

心の整理をしつつ

過ごすうちに少しずつ正気を取り戻した中年は

退職を撤回することになったのでした




なぜ…

なぜそんなに

思い詰めてしまったのだろう


本当に自分でも分かりませんが


今となり自分なりに思うことは

指導をしてくれる20数年勤務のレジェンド先輩の存在がやさぐれ🦁にとって大き過ぎたのかもしれません



入社翌日に言われた

『私、もうすぐ終わり(退職)だから…』

という言葉がかなりショックだったことは間違いなく


その後も事ある毎に


『私はもうすぐ辞めるから』

『(退職まで)あと少しだから』と


言われ続けたことが次第に心の負担となっていました



あんな偉大な先輩が居なくなることへの不安


そしてその先輩が居なくなる前に覚えなければならないことが山積みなことのプレッシャー


(いや、誰もオマエがそこまでやれともやれるとも言ってもないし思ってもいないのだけれど )


自分よりも若いひとしかいない職場でこの先を過ごしていくことへの不安


もういなくなるから

もうすぐ辞めるから


という言葉をかけられながら

指導され取り組むもなかなか覚えられない自分への焦り


全てがマイナスでしかない毎日


職場で誰かと話すことも弱音を吐くこともできず

どんどん追い込んでしまった自分自身



つらかった

ひとりなことが

まぁそれもひとりよがりでしかなかったのだけれど

自分で自分をツラくしてしまった


ここ数年うまくいかない職場での人間関係を思い返して重ねてしまい

いっぱいいっぱいになってしまった自分



二回しかお会いしていない上司は

以前に10年勤めた職場の上司と同じ言葉を向けてくれました



焦りしかない毎日に

八方塞がりな状況を作っていったのは自分だったのだとようやく気づく


少しずつ取り戻すキモチ 


下ばかり向いていたら

周りなんか見えるはずもなく

気づけることも何もなかった


ただ

ただ



『孤独でした』

と思わず出た言葉を伝えると上司は入社後放置してしまったことはこちらの責任です


と、おっしゃってくださり


それからやさぐれ🦁は悪い魔女の魔法が解けるように


心に落ち着きを取り戻していけたのでした



がんじがらめになっていたのは自分

誰のせいではない

でも

苦しかった

思い込みのせいなのだけど

ひたすら苦しかった


下しか見えなかった

できない自分が情けなかった

また前の職場みたいに追いやられ

退職に追い込まれる気がして

自分から辞めようと思った


早く覚えろ

まだできないのか

今度はこれやれ

次はあれもやれ

レジェンド不在の中で受ける指導は不安だらけのやさぐれ🦁にとって圧迫でしかなくなっていて

ありもしない妄想の中で

自滅しそうになっていたのでありました



上司は

『やさぐれ🦁さんのやれるようにやったらいいんです』



と、


その魔法を解いてくれました


遠慮と謙虚といろんな勘違いと思い込みが入り混じり

またダメな道に行きそうになっていた自分



思い込みばかりで自滅って…バカ過ぎて情けない限り



せっかくもらったチャンスです

自分のペースでやっていきます


できなくても

焦らず

欲張らず

できないものは無理をせず


息の長いこれからを続けていけるように










ガンバりません