”●天使にS.O.S。” | 黒子日記

黒子日記

日々黒いキモチになる出来事を自分勝手に書き綴るだけの自己チュー極まりない真っ黒な空間です



┌(┌*ΦωΦ)┐≡3フーッフーッ

師走の備忘録


師走という響き…
だからどうと言うわけでもなきのですが、師走と聞くだけで何となく落ち着かない気分に、なってしまう貧乏性のやさぐれ🦁です

12月は謎の焦りとあおりの中にいるような気がしてしまうのです

巷で噂の師走マジックってヤツですか?⬅そんなのないってか


11/30でも12/1でもやっていることは毎日同じなのに気分は一日違いで大違い

師走という言葉の魔力により

急がなきゃ!という無言の圧力を勝手に感じ毎年圧迫感に満ちた年の瀬を過ごしております


そんな師走という魔物に魔が差すというね…

先日ですね、事件が起きたのですよ事件です!事件!

何と

ハズバンドがサイフを無くしてしまいました
(꒪д꒪II

しかも紛失に気づいたのは翌日の早朝

ようやく一ヶ月ぶりにとれた休日に起きた事件


サイフの紛失って真っ青に青ざめて心拍数がバクバク上がり平常心ではられなくなるレベルの案件です


財布イコール運転免許証やらカード類やら
頭の中はそりゃもう大騒ぎですよ
ヽ( ゚Д゚ ヽ三 ノ゚Д゚ )ノ


あれこれ手を尽くし捜索し
警察に免許証紛失の届け出をして
心当たりを隈無く何度も繰り返し探す


あり得ない場所も警視庁捜査一課のテレビ番組みたいに探す


あちこち電話をかけ職場の人やら
社外の業者さんなどに何か手がかりはないか?聞いてみる

正常な判断能力すら失うほどに真っ白な脳ミソの中年夫婦(꒪д꒪II(꒪д꒪II


探しながら
通りかかった神社でお祈りしましたよ、わたくし

これが神頼みというやつですね
藁にもすがる思いという…



神社を目にしてあることが頭に浮かんできました


これはもう自分達の力だけではどうにもできないのかもしれない…


ならば頼んでみましょう!
神様の前で天使を召喚する中年


もう何にでもお願いしますよ⬇


どうか、力をお貸し下さい

見つけ出し
探し出して

ハズバンドの元におサイフを届けて下さいと天使に依頼








アホだと思われるでしょうが
ハズバンドのピンチにやさぐれ🦁はいとうちゃんの天使さんを思い出して頼んでみることに致しました

いや、決してふざけているのではなく
本気でした





テンパり過ぎてついに脳ミソがイカれたなと思われますよね


人間追い込まれるとこんなふうになるのです


神社の前にてなぜか天使に依頼をするやさぐれ🦁


どうかお願いします

皆さんでハズバンドのおサイフを見つけて下さい

そしてハズバンドの元に届けて下さい、と三人の天使さんを思い浮かべお願いしました



その後もハズバンドは麻薬捜査犬のごとくサイフの捜索をして過ごした休日という名の気の休まらない一日



休まるどころか返って疲労困憊で精神ズタボロのヨボヨボになっておりましたチーン


やさぐれ🦁はと言うと『やれることはやった』

あとは天使の皆さんにお任せして松の実、いや、待つのみという薄情な妻を装いつつ心底心配しておりましたよ
(。>ㅿ<。)


休日が明けて出勤する前に

『今日、出て来なかったら明日免許の再発行の手続きに行くから休み取ってくる』


と、チーン生気を失った抜け殻みたいな顔で会社へと出かけて行ったハズバンド


もう仕方ない
命あっての何とやらです
気に病んで事故やケガなどしてはなりません

カード類も免許証も対応はしてありますが何もないとも限りませんけれど
とりあえず命はある!
大丈夫!

うん、大丈夫!と送り出した直後に鳴った家電


こんな早朝に?
なんじゃろう?と、出てみると叔母からの電話でした



やさぐれ🦁?

はい、おはよう


(こんな早くに何だろう?)

不思議に思っていると叔母はハズバンドのサイフの紛失の件をなぜか知っていてハズバンドがサイフを無くしたでしょう?と言うのです

へ?何で知ってるの?
昨日一日大変だったんだ
警察やらカードやら…でも結局見つからなくて
と言うと

叔母が言いました




あったのよ!と








へ?
何が?


サイフよ!


聞けばハズバンドのサイフを拾ってくれた方が叔母を訪ね、届けて下さったというのです

何が何だかわかりませんが
もう電話で話している場合ではありません

すぐに飛んで行きました


とりあえず手短に話を聞き
サイフを受け取りすぐにハズバンドに連絡

(📞´-`)


何が起きたかわからないといった状態のハズバンド


話さえ聞こえているのか?
伝わっているのか?
心ここに在らずといった様子でボンヤリと理解ができていない様子でしたが

とにかくサイフは戻ってきたから
大丈夫だと繰り返し念押し

叔母から説明を受け
実際サイフを受け取ったものの何が何だかわからないのはやさぐれ🦁も同じ想いでした


ものすごいスピードで事が進み戻ってきたサイフ

何が何だか飲み込めないままハズバンドもやさぐれ🦁も一日を過ごしました


それぞれが帰宅後
叔母に再度事情を確認すると


その朝
見知らぬ男性が朝早くに訪ねてきて

『ハズバンドさんが落としたサイフを拾ったのですが
困っているだろうと思い届けに来ました』
と叔母のところに届けて下さったのですが


叔母も知らない方でもちろん面識もなく

驚いた叔母は親戚の者なので渡しますと受け取ると
その方は朝の雑踏に紛れ名前も言わずに行かれてしまった

というもの


着ていた作業着の社名を手がかりに調べて
ハズバンドが電話をかけてみるも応答はなく…
電話を切ると

折り返しあちらから電話がかかってきて
サイフを届けてもらった者ですがと伝えると

あぁ、それならよかったです


と、相手の方と繋がることができたのです

再三お礼をと申し出るも『キモチだけで』と遠慮されてしまい

手元に戻ってよかったです
困っているだろうと思ったので…

とだけおっしゃり
直接のお礼は辞退されてしまいました


後日改めてその方を訪ねようと電話番号をもとに会社の場所へと出向いてみると

そこ、前はひとが出入りしていたんだけどね…
今はどうなったのかなぁ


という使われていない建物となり
人の気配はありませんでした


それって…?
そんな不思議なことってあるん?


途端にやさぐれ🦁の脳裏に浮かんだもの




それはいとうちゃんの天使の皆さんと二年ほど前に亡くなった叔父でした


叔父はいつもハズバンドのことを気にかけてくれていました

無口でぶっきらぼうな叔父でしたが、生前ハズバンドのことを見守っていてくれたことは間違いなく



そっか…今でも見ててくれてるんだ

だから天使さんを誘導してあの男性にサイフを見つけさせ
叔母の元に届けてもらい
ハズバンドの元に戻るように導いてくれたんだ



叔母経由で届いたことはきっと叔父からのメッセージだったのだとやさぐれ🦁は思ってしまうのです


そんなこと有り得ねぇぇぇぇとね、笑われてしまうスピリチュアルかぶれな思考かもしれませんが


やさぐれ🦁は思うのですよ
きっと叔父の導きなのだ、と。


叔父と天使さんと親切な方からの叔母経由ハズバンド行きで戻ってきたサイフ


ハズバンドの落としたサイフはこうして戻ってまいりました


そして捜索中はしんどいものがありましたが
ひと月もの間、休みなく働き続けていたハズバンドに

これ以上身体を酷使せず身の回りに気をつけろ

余計な外出はするな、という叔父からの気遣いのメッセージでもあったのかもしれないとも思います


出かけたくても免許証なくちゃ車の運転はできませんもんね


クタクタで運転して最悪の場合事故を起こしてしまうという可能性もありますから


そんなこんなの師走の騒動


親切な方と叔父、叔母
そして天使の皆さんの連携プレーのおかげでやさぐれ🦁は感謝の意味を深く理解しました

感謝ってこういうことなのか

人は人に支えられている

そして命は限りがあるけれど決して目に見えるものだけが真実ではない

巡り巡って偶然が重なり起きた出来事なのだとしても
やさぐれ🦁は叔父の存在を強く心に感じたし
そういうチカラを信じることは自分のチカラになることだ!とね、そんなふうに思いましたよ


たくさんのものにありがとう

いろんなおかげで生きている自分


言葉だけでなく心底、心の底から感謝です


ありがとう


いとうちゃんにもね、伝えたいですよ

天使さんの協力が得られたこと、天使さんはホントに存在するものなのだと信じられる事件が起きたこと

先に経験され、教えてくださりありがとうの感謝の気持ち


宇宙の不思議に触れたような気がしますが
きっとハズバンドには宇宙預金が蓄えられていて
それを叔父が使って引き落としてくれたのかなぁ?

などと
想い巡らす師走の夜です