話を聞いてみたいのは祖母だったりする
おばあちゃん
こんな時、どうすればいいんだろ…
この時下
ふと頭に浮かぶお顔がある
もちろんお会いしたことはない
テレビでお見かけする遠い存在だったけど
尊敬する方だった
日野原先生
先生、今、世界中がこんな状況なのです
今、私達はどうすればいいのでしょうか…
そのこたえを
誰かが同じことを言って下さるとして
それが正しいのだと理解するとしても
そうじゃなくて
おばあちゃんの言葉が欲しいのです
日野原先生のお言葉を聞きたいのです
柔和なその…
生き方と信念と大きな存在感の
おばあちゃん、日野原先生、
今世界中が大変です
どうしたらいいですか?
日野原先生のその精神を私達に授けていただきたかった
ただただ心細いだけの日々の愚痴
誰も来年生きている保証などないのは
ウイルスがどうとかじゃなくて
だけど、さらに明日の自分が在るのかどうかは本当にわからないんだということをしみじみ思うこの頃
100日後に死ぬワニだってそれを教えてくれた
今、明日がないかもしれないとヒシヒシと感じ
そんなことを本気で考える日がくるなんて思わなかった
この危機を乗り越えることが最大の目標だけど
乗り越えたら、その先どう過ごすことが自分にとってよい生き方なのか?
そんなことすら頭に浮かんできて
何かもう支離滅裂になる
だって多分自分はあと20年位は元気で生きていくつもりになっていて
それは図々しいのか?
それとも…
明日死んじゃうかもしれないことを当たり前として考えながら
ふつうに迎えられる朝とどう向き合えばいいのか?
何かもう…
何か、もう…
ホント支離滅裂
テレビの中の太陽みたいな存在だった岡江久美子さんが亡くなりました
ひとって死んじゃうんだという現実がまた…
テレビの中の世界もアメリカも近所の方々もひとはみんな命の期限がある
日野原先生
どうすればいいのか
お言葉を授けて下さい
泣きたくなる心
気付けばハナミズキの季節になっている
生きているからみられるんだ
(静かに手を合わせて、ご冥福をお祈りします)

