一夜の情事02 | オタク少女恋愛中

一夜の情事02

カラオケでアキちゃんとキスをした。
アキちゃんにキスをした。
初めての二人の秘密。

そのすぐ後、アキちゃんの友人のショウ君が戻って来た。
何も無かった振りして二人離れた。
その後、少し皆で歌を歌った。
アキちゃんは元バンドヴォ-カルと言う事もあり上手かった。
ショウは何やら緊張気味だった。
私はアキちゃんの前で恋愛の歌を歌うのに気が引けてドキドキ気味だった。
盛り上がって数時間後、アキちゃんは私の膝にコテっと倒れて寝た。
私の腰をきゅっと子供みたいに抱いていて可愛いくて起さなかった。
しょうが無いなぁ~っと頭をポンポンっと軽く撫でてあげると
ショウが少しむっとした顔で
『わざとだよ!叩き起せば良いよ!』
少し困ったなぁ~って顔をしてみせて
『明日、早いみたいだしさ!可哀想だから寝かしてあげようよ』

それから、ショウと色々話した。
大学の事・仕事への姿勢・子供って凄いよね~って事とか・今の就職先よりも
本当は幼稚園の先生になりたい事とか色々話した。
ショウとはこの日が初対面で飲み会では話して無かったし、喋ったのもこの時が
初めてに近かった。
某国立大学と言う事もあり最初気が引けてたのだ 汗

『あっ……あのさ…鮎さんって』
『はい?』

『アキと付き合ってるの?』

『えええええ~無いです!それは絶対無いですよ!(*□*;)』
自分の気持ちとキスした事もあり、必要以上に強く否定した。
『そっか…うん。』
この時、ショウの気持ちに気付かなかった。

そして、私とアキちゃんは端から見ると恋人にしか見えなかったと思う。
カラオケに行く前の飲み会でも…
御飯をたべさせ合ったり、お互いをマッサージし合ったり(アキちゃんも私も
指圧が得意なの)過剰めのボディタッチも当たり前にしているのだ。
出会って2週目だなんて思えない程、私達は仲が良かった。
多分、無意識中の両思いなのかもしれない。

再びショウと雑談をしていると急にアキちゃんが手首をギュって軽く握った。
一瞬ドキッとしたけど、アキちゃんは寝ている様でホッとした。

それから少ししてアキちゃんが起きてカラオケして、また寝た。
アキちゃんが寝た次に今度はショウが私の膝に実にナチュラルに寝転んで来た。
『もう…』と呆れつつ、明日朝から授業だというのに私の為にオールに付き合って
くれて寝ている二人に感謝した。

もうすぐ、出る時間だなぁ…っと時計を見ていると眠そうな顔したアキちゃんが
起きて来た。

『おはよ~お姉ちゃん……ってショウさん何してんの!?』
私の膝元で寝ているショウにぎょっとするアキちゃん。
貴方もしてたんだぞ~!…っという気持ちを抑えて
『曝睡しちゃってるし…しょうが無いよ~』
『…わざとだよ!絶対!!ショウさんエロ~い』
そして、ショウが寝ている間アキちゃんが寝ていた時の話や
実は手首を握った時起きてたんだとか色々雑談した。

『あ~~!そうそう!!ショウさんにアキちゃんと付き合っているのか?
って聞かれちゃったよ』

私をマッサージしていた手がピクっと振れた。
『…ふ~ん。何って答えたの?』
茶化さず聞くアキちゃん。逆に自分から話した事なのに恥ずかしくなった
私は茶化した。
『あはは!こっこんな坊やと誰が付き合うもんですか~!ねぇ?』

アキちゃんは何も態度を変えず、再び雑談に戻った。
段々眠気にやられてきたわたしは大きなあくびをした。
すると、ポンポンと膝を叩きアキちゃんが両手お開いてみせた。
『お姉ちゃん寝てへんやろ?すぐ無理するんやから~!ほら!俺の膝で
寝ろよ』

ドキッとした。
眠気もぶっとんだ!
アキちゃんの膝で寝たかったけど、ショウが私の膝で寝てるせいで出来なかった。
『ショウが寝てるし無理だよ~アキちゃんも寝て良いんだよ?』
アキちゃんは寝ないと顔を横に振って
『ショウさんは椅子に寝かせてさ……隣の部屋行かない?』
何なんだ!ドキドキしてしまう。
寝てない私を気遣ってだって分ってるけど少しHな気持ちになてしまう。
『どうせ使われて無いしさ…隣でイチャイチャしよ♪』

『~~~~~~~~~~~~~~駄目!!』

頑張って理性を奮い立たせた。
アキちゃんはチェって舌を出した。
そして、私の頭を撫でて『無理をするなよ』って優しく叱るのだった。
朝が来て皆、バラバラに帰った。

それから、私はショウのサークルに誘われたり
アキちゃんの家にまさかのお泊まりがある訳だが…
それは『一夜の情事03』に続けようと思う。
この恋は余りにスピーディーだと思う。