今日は12/25、クリスマス!
どんな朝を迎えていますか。
こちらは昨夜半から降り出した雨は止み、
静かな時を過ごしています。
雨に濡れた木々の香りと澄んだ空気が何よりのプレゼントです。
クリスマス、、、
たいていの人がクリスチャンではない僕たち日本人にとって
クリスマスはどんなものだろうか。
僕もクリスチャンではない。
でも子供の頃からクリスマスは大好きだった。
勿論教会へ行ったりはしなかった。
その日が来るのが待ち遠しかった。
正月よりも楽しみだった。
クリスマスケーキ!
あの頃はケーキなんて特別な時にしか食べられなかった。
今年のプレゼントは?
御馳走は?
ホワイトクリスマスだったらいいのに!
クリスマスツリーを飾るのも楽しみだった。
今年はだれか来るかな!?
そして“きよしこの夜”を歌うのも大好きだった。
清らかで静かな気持ちになった。
それに何故かイエス様は大好きだった。
家族や友人や恋人たちが集い、楽しく時を過ごす機会・・・
大概がクリスチャンではない僕たち日本人にとって
クリスマスは大方そんな感じではないだろうか。
日本では今日12/25が過ぎ、明日になると
街はすっかり正月への準備へと様変わり・・・
クリスマスの気配はどこにもない。
クリスチャンの友人宅では新年を迎えても
しばらくツリーも飾りもそのままだけれど。
2012年11月の三週間、
僕はトルコ、チェコ、ポーランド、イスラエル、パレスチナを訪れた。
尊敬するN氏の平和講演に随行するためだった。
N氏ご夫妻、O氏、それに僕の四人が旅のメンバーだった。
N氏はトルコ、ポーランド、イスラエルのスピリチュアルグループに依頼されて
スピーチを行った。
イスラム教、キリスト教、ユダヤ教・・・
様々な宗教、文化、民族が共存して生み出しているエネルギーは
日本とはまるで違う、僕にとってはとっても魅力的、刺激的で
インスパイアされっぱなしだった。
毎日が物凄く濃密な時間だった。
トルコ、イスタンブール、僕は大好きになった。
何だかワクワクする!書き出したら止まらないから止めます。(笑)
チェコ、プラハ、それはそれは美しい!
中世がそのままここにあるような街。
明治維新の指導者たちがここを訪れて
「これは早くなんとかしなければ」と思ったんじゃないかな、
そう僕は妄想した。
ポーランド、イェレニアグラ、ここも美しく静かな街だった。
J氏のご尽力により、大歓迎され、更には合気道場にも
案内された。
普通の日本人よりも日本に詳しく、日本を敬愛してくれているのにも驚いた。
そこでの歓迎ランチは海苔巻きだった。
イスラエル、エルサレム、そしてパレスチナ、ラマッラー・・・
感じていることが微妙複雑で簡単には言い表せないな。
キリスト教会、ユダヤ教会、イスラム教会が隣り合うようにして
並んでいる聖地エルサレム、・・・
そこで暮らすアラブ系の人たちとユダヤ人・・・
ちょっと訪れた程度の僕に何か言えることではない。
でも、日本にいて限られたメディアからの情報だけでは
殆ど何もわからないということは言える。
今の僕に言えることはどの人も、どの暮らしも、どこの国も尊く、
かけがえのない存在であるということだけだ。
何かが上で優れているなんてことは全然ない。
みんな等しく、尊敬され、慈しまれ、愛されていくものだ。
平和はまず一人一人の心の中で培い育てていくもの、
そして他を知り、違いを認め合い、敬っていくことから始まる。
今はコロナ渦で海外に行くこともままならない。
いつになるか分からないが、再び自由に行き来できる日が来たら、
また心の琴線に触れるところを訪れ、
そこに住む人々と交流したい。
お互いの違いを超えて響き合う温かいものを感じるとき、
その炎を絶やすまいといつも思う。
僕はキリスト教徒でもイスラム教徒でもユダヤ教徒でもない、
一人の平和を愛する者だ。
イエス様の生誕を祝うクリスマスの今日、
すべての存在たちに祝福あれ、という祈りを込めて
この動画をお送りします。
メリークリスマス!