9月の巡礼からCSプロジェクトとしては、続きになります。

今回の10月の巡礼旅は、10月8日からスタートしたのですが、今回もまた台風18号が本土に上陸しなかったものの、コの字を描いて日本を目がけ日本海を進み5日に能登半島の少し北で消滅しています。

秋に巡礼旅を行う事が多いから仕方ないのかもしれませんが、どうも巡礼旅と台風はセットのような感じになってきています。

 

さて、今回の初日は奈良県は天河へ向かいました。

メンバーは、前の旅人プラス、3日目まで一人追加参加です。

巡礼旅が始まった最初のメンバーでもあり、その最初のスタート地でもある熊野へとお参りしました。

 

メンバーとの待ち合わせ地は、大阪の近鉄藤井寺駅。

ここに着く前に少しトラブルというか、出来事があったので記録しておきます。

車のナビが誤検知する悩みは、前の巡礼旅から続いており、高速道路を走っている間も起きました。

どうやら上下の認識ができないようで、上の高速道路を走っているのに、ナビ表示は、その下に沿って走っている下道を表してしまうのです。

なので、高速道路の分岐点が判別できず、降りるべきインターを通り越し八尾の方まで進んでしまいました。

ナビを信じ切ってあらかじめ地図を確認しなかったミスです。

 

お蔭で待ち合わせの時間を随分過ぎてしまうことになりました。

高速道路の次のインターで下道に下り、そこからは下道で藤井寺駅を目指しました。

その道中、面白い現象がおきたのです。

今回のメンバーは昔、この界隈に住んでいて、道のりをナビで確認しながら進むと、その道脇に、過去住んでいた住所が表れました。

今は、その景色を様変わりし、過去の自宅後にはお店が建っていました。

面白いのは、そのメンバーがこの旅に出る前に、ある人から昔の地へ行きなさいとアドバイスされていたことです。

実は、過去にそのメンバーは、その場所を目指したことがあったのですが、様変わりしたその地を探し出すことができなかったそうです。

実は、その地の思い出は決してポジティブなものではなく、或る意味トラウマ的な苦いものだったようです。

その過去の思い出を解消する意味もあったようです。

 

今回、たまたまその地を通ったことにより、そのネガティブな想いも解消されたようです。

偶然にもただ車で走り去るだけでなく、ちょうど信号待ちで、その地の真ん前に停車することになりました。

ナビのトラブルは、偶然なのか、導きなのか・・・今回の旅も強力な浄化の旅だったので、最初から予定どおりとはいかないようでした。

 

 

とりあえず無事合流でき、一日目の宿泊地である天河を目指しました。

この夜の宿泊地は天河弁財天のほぼ境内といってもよい隣接する場所に建っているペンションです。

ペンションの駐車場と神社の駐車所は同じで、ペンションから社務所が見えています。

なので、朝の御祈祷にも参加しやすいのです。

 

その前に、少し時間があるので観光しました。

ペンションの近くには、温泉施設があるのですが、現在改装中でお休みです。

なので、少し足を延ばして洞川温泉に向かいました。

 

洞川温泉に向かう手前、みたらい渓谷に寄りました。

とても綺麗な渓谷です。

少し画像で紹介しておきます。

日が暮れてきたので引き上げます。

洞川温泉に浸かる前に、名水ごろごろ水の水汲み場へ行きました。

ここの水汲場は、凄いです。駐車場と一体となっていて駐車料金を払うと30台ほど車を停められ、その後ろに配管が通っていて、勢いよく水が蛇口から迸り出るのです。

みんな大きなタンクを持って汲みに来られています。

汲んだ水はそのまま車に積めるので合理的です。

水もまたとても美味しいものでした。

僕たちも空のペットボトルをごろごろ水で満たしました。

 

温泉に浸かった後は、ペンションにチェックインしのんびりと過ごしました。

翌日は、天河神社の朝の祈祷に参加した後、玉置神社へ向かいます。

そうそう、メンバー二人は、夜の祈祷に神社参拝したのですが、そこで、この日10月8日は、旧暦で9月8日。つまり新旧とも同じ8日なのです。当然翌日10月9日も同じ9日、そして旧暦では9月9日となり、この日は、 重陽の節句祭(旧9月9日)が執り行われることになっており、このような新旧同じ日の重なりに重陽の節句祭が行われるのは、65年ぶりだという話を聞いたそうです。

いろいろと偶然が重なるものです。

 

    つづく