『悪魔』というのを本で調べたら… | あまはい くまはい

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沖縄方言であっち行ったりこっち行ったり‥の意味

じゅにさんの

先日のブログ「悪魔」というのを本で調べたら‥ (←じゅにさんのページ)

を読みました。

じゅにさんに感謝‥です。

私には2人の  女の子と男の子  子供がいます

番組中、「まんまん食べたい‥」と兵隊さんが食べるおにぎりを見て哀願する子供に

「あれは兵隊さんのものだから‥」と言うしか出来ず

暗い湿った壕の中で

一緒にに並んで横たわり

今まさに餓死してゆく我が子の顔の輪郭を指でなぞった‥‥

という母親の話に

やはり絶句するのみ‥画面を見つめていました

これが戦争‥


先日、沖縄で道路工事中に不発弾が爆発し2人が重軽傷‥という事故が起きました

それから今日まで2回、同様な工事現場で不発弾が煙を噴いた‥という記事が新聞に載りました

幸い爆発には至りませんでした

1974年には、とある幼稚園そばの排水溝工事現場のパイル打ち込み中に不発弾が爆発し、
園児を含む4人が死亡、34人が重軽傷を負うという事故もありました

私の住む地域です

鉄の暴風と揶揄された沖縄戦を生き延びた人の子や孫が

その戦争の遺物で木端微塵になる‥

それが戦争‥


誰かがボタンを押したり、誰かがこんちくしょう!と落した爆弾です

米軍のだったり‥日本軍のだったり‥するかもです

落とし主はすでに死んでしまったり‥今まさにまどろんでるかもしれない時に

BOOM!!そして霧散‥

かけがえのないものが無残にも霧散‥って


沖縄には数十年もかけて処理しなければならない不発弾があると推定されています

不発弾の処理がある時は新聞記事に避難勧告の記事が載ります

広報車もその地域を廻ります

僕等は「またかよ‥」とうんざりして避難せずにアパートで寝てたりもします‥

戦争‥終わってもなかなか終わらない

そんな地面の上に僕等はいるんだと思って‥やはり絶句。