1軒目が若者向きのお店だったので

もう1軒の、ダンナが行きたがっていた

2階の「日常茶飯事」にはしご。

 

 

なぜダンナが行きたがっていたかというと、

 

選び抜いた特級米を主役にメニュー展開していて

白飯のお供が豊富だから。
 

真ん中の大テーブル。

 

静かで、でも静かすぎず適度ににぎわっていて

ダンナ「ホッとする…最初からここにすればよかった」

 

これがコース

 

白いご飯に合いそうなおかずばかり、

でも、そこそこおなかがふくらんでいるので

それほど食べられそうになく、

 

ダンナ二度目の

「最初からここにすればよかった…」

 

だったらご飯のお供を贅沢にならべて

白いご飯と味噌汁でシメようじゃないか

 

と決めた瞬間、

白いご飯は今から炊き始めるので

50分ほどかかる

というスタッフの説明が…。

 

50分待っても白飯を食べたいダンナ

そこまでは待てない私

(せっかちなので、前の店で待たされて

もう待つのが嫌になってるのもあった)

 

一瞬、対立が起こったのですが

私が「お茶漬け」がメニューにあるのを発見

 

お茶漬けだったら50分待たなくても出るし

ダンナの大好物だし。

それ以外のおかずも食べられるし、

ということで無事解決。

 

お通しの、温泉豆腐

 

スタッフ「木綿豆腐を温泉水で温めているので

絹ごしみたいなやわらかさになってます」

 

 

これがめっちゃよかった!

絹ごしのなめらかさと、木綿豆腐の力強さ

両方が味わえて、温かくてホッとするし。

シンプルでヘルシーだし。

 

こういうの「が」いいんですよ、お通しは。

 

おつまみ三種【万能】

上から

・クリームチーズ醤油漬け

・小松菜のお浸し

・黒枝豆

 

ダンナがお茶漬け用に頼んだ明太子

 

だがこれがまったくの不要であることを

この時の私たちは知る由もなかった…。

 

ダンナが頼んだ、おでん三種盛り

 

それぞれにソースがついているのが面白い。

大根には梅ソース、

卵には辛子マヨ

ちくわには青海苔バター

 

おでんって、同じ味付けだから

正直、途中で飽きてくることがあるけど

これは、賢いし、楽しいし、

ダンナも大喜び。

 

卵焼き

 

味付けに甘酒を使っているそうで、

これが、本当にまろやかな甘みで、素晴らしかった!!

 

甘酒のタイアップ広告の仕事をよくいただくので

卵と甘酒の相性のよさは知っていたのですが

こんど、家でも卵焼き焼くときは、

絶対に甘酒入れようと決意させる味だった。

 

和風生ポテトフライ

 

フライなのに「生」とは?

と素朴な疑問を抱いてスタッフに聞いたら

「一般的にポテトフライの芋は冷凍が使われているんですが

生から揚げているんです」

とのこと。

 

塩は3種の緑茶の塩、

煎茶オイルを添えて。

 

お茶のお塩の効果はいまいちわからなかったけど

確かに、ふつうのポテトフライにはない

しっかりしたお芋の食感があった。

 

おつまみ3種【日本酒】

 

↑から

・たこわさ

・おつまみ明太子

・ホタルイカの沖漬け

 

日本酒が進むばかり。

ああ嬉しい。

そして

「なんか、すごい大がかりなものが運ばれてくるぞ?」

と思ったら、

 

ダンナのお茶漬けだった…。

 

こんな、お椀からはみ出てる鮭が

お茶漬けで出てくるの、初めて見た。

 

だしをかけて食べる。

味見させてもらったけど、このだしがめちゃめちゃおいしかった!

 

幸せにうちふるえながら

全部乗せするダンナ。

 

全部のお料理がすばらしくおいしくて、

私たち好みだったのと

 

とにかくスタッフが

素晴らしいのよ

この店は!!

 

一人ひとりがレベルが高く、

何を聞いても打てば響くように答えてくれて

 

その説明にも、愛情と実感があふれていて

気遣いもすばらしく

 

「いかがですか?」

と心配そうに聞かれて

「めっちゃおいしい!

全部おいしいですねこのお店」

と答えると

 

「そうなんです!

全部おいしいんですよ!」

とめちゃめちゃ笑顔で答えてくれて

 

全スタッフが、この店と料理を愛しているのが

すごく伝わってくる。

 

取材時にも、

「虎ノ門エリアには希少な、

ファミリーフレンドリーな店」

と書いて

 

無料の離乳食メニューが4種類用意されていることや、

 

ベビーチェアも設置している堀りこたつ式の席や

個室があったり、

と紹介したけど

 

私たちが入った時、個室には

車いすのお年寄りのいるファミリー客がいて

車いすが余裕で動ける広さ

 

その後にはベビーカーの夫婦が入って

やっぱりのびのびとご飯を食べていた。

 

2階はここと、もうひとつの大型レストランがあるだけで

もうひとつの店は入口近くでわかりやすいけど

ここは奥まっていて、

一度行った私も、今回はわからなかったほど。

 

すっかりこの店のファンになったダンナは

「わからにくいから、知らない人が多いんだろうな

もったいないな」

とくやしがっていました。

 

ここ、本当に穴場。

超おすすめです。

たぶん、銀座で映画の後はここに来ることが

圧倒的に多くなる予感。