東京都出身。52年にNHKへ入局。「歴史への招待」など数々の番組で司会を務めた。
「クイズ面白ゼミナール」では「教授」として進行し、ゲストに「さあ答えなさい」
と促す姿勢や、メモなしですべての数字を覚えていることも「驚異の記憶力」
と話題になった。紅白歌合戦の司会も3度担当。衣装やメガネを何度も替えるなど、
独自の司会像を打ち立てた。84年の紅白では、引退を表明し大トリを務めた演歌歌手
の都はるみさんに歌唱後、「私に1分間時間をください」と、もう1曲歌うよう促した
場面は語り草となっている。在職中から著書「気くばりのすすめ」は約400万部を売り上げた。
退職後は、熊本県立劇場や青森県立図書館の館長も務めた。兄は映画監督の清順さん(故人)。
森昌子ファンで思い出されるのは何といっても
「第36回紅白歌合戦」の司会でしょう
1985年11月、「第36回紅白歌合戦」の司会発表で、
紅組新司会の森昌子と鈴木健二さん
TV情報誌の表紙にも