いよいよ学童野球も・・・ | 尼崎スピリットクラブのブログ

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学童野球もいよいよ球数制限の時がきた。

 

先日出た記事が以下の内容

 

小学生も球数制限導入へ 学童野球、1日70球まで

 全日本軟式野球連盟の宗像豊巳専務理事は5日、前橋市で開かれた指導者向けイベントで講演し、小学生が軟式球でプレーする学童野球で投手の投球数を1日70球までとする球数制限を今年から導入する意向を明らかにした。昨年12月には新潟県高野連が春季県大会で球数制限を実施することを決めており、投げすぎによる故障を防ぐ取り組みが広がりを見せている。

 ダブルヘッダーで1日2試合に登板することは制限されないが、球数は合計70球以内となる。(1)練習も含め全力投球は1日70球、1週間で300球以内(2)1日の練習は3時間以内(3)1年間での試合数は100試合以内-などとするガイドラインも作成する。2月の全国評議員会で正式決定される見通し。

 宗像専務理事は、小中学生で肩や肘を痛めた選手のうち46%は後に再発するというデータを紹介し「将来の財産をつぶすのかという問題提起をしながら(球数制限導入を)進めていきたい」と説明した。

 

となっています。

 

この前には5年前の平成26年に・・・・

 

平成26年度の全国大会、各都道府県大会及び各都道府県末端支部大会より下記の通り投球制限を採用しています。採用の目的は発育発達期における選手の投球における過度の負担を避けるためとなります。

投手の投球制限については、肘・肩の障害防止を考慮し、1日7イニングまでとする。ただし、タイブレーク方式の直前のイニングを投げ切った投手に限り、1日最大9イニングまで投げることができる。

 なお、学童部3年生以下にあっては、1日5イニングまでとする。投球イニングに端数が生じたときの取り扱いについては、3分の1回(アウト1つ)未満の場合であっても、1イニング投球したものとして数える。

 

と変わっていました。それからさらに踏み込んで1日70球の制限になるということです。

 

前回と同じであればおそらくこの春からの大会から適用される可能性が高いと思います。

 

私の息子の時は全日本学童の準々決勝と準決勝が土曜日にありその翌日に決勝という今では考えられないスケジュールガーン

息子はすべての試合に先発で投げて流石に決勝戦後は肩に異変が来て

とある有名な整形外科に行くと

「馬鹿ですか?そんなに投げさせて」と言われましたね。

でも一か月後には県大会で無事に投げておりまた学童時代中学硬式時代高校時代と大きな怪我はなく野球を続けました。

 

この学童時代に故障してからは家での肩や肘のストレッチは毎日欠かさずやることが日課になり中学高校でもそれが毎日のルーティーンになっていました。

怪我したことで初めてわかることがあるかと思いますが

当然故障しないことがいいのですが、なかなか自宅で毎日ストレッチをしている小学生は少ないかと思います。

 

故障しない=日々のケアをする=そしてちゃんとした投げ方を教える。

 

低学年の時は特に遠くへ投げようとして上にボールを投げてしまったりしたり横投げのようにしたりしている子が多い。

 

今年に入ってからの練習では低学年の選手達にはキャッチボールのやり方を大きく変えました。

すぐに結果は出ないですが必ず良い結果が出るはず。

ただし同じチーム内でもきちんと意識してキャッチボールをしている選手と何も考えずにやっている選手とは当然大きな差が出ます。

 

そして球数制限70球になると間違いなく投手は4人~5人は必要になる。

コントロールが悪い投手だと1回で30球近く投げることもある。そうなると3回も持たずに交代。残り4回を次の投手の子が投げたとしても県大会などWで試合がある場合は次の試合では1回か2回しか投げられない。

そうなると3人目の投手君が必要になってきます。怪我や病気のことを考えると4人から5人は必要。

全員が投手をできるようにしておかないといけないようになってきます。

そのためにも低学年の時からきちんと投げられるように教えてあげることが必要になってきますね。

 

あと危惧されることはむやみにボールを投げさせるような作戦をとるようなチームが出てくることですねガーン

もしくはカットしてくるようなチーム。ただしこれは打者にも技術が必要。

私の考え方はランナーいなければファーストストライクの好きなコースの球はマンぶりですよ照れ

 

以下の表はプロ野球の2015年から2017年までのカウントによる打撃成績の変化をまとめたものをお借りしました。

そのカウントで打席結果があった際の成績だけではなく、そのカウントを経過した全ての打席が含まれる。つまり、カウント0-0は3年間で計測した全ての打席が含まれる。言い換えれば、これがこの3年間の両リーグあわせた打者の平均値であるとなっています。

wOBA: 総合的な打撃成績

 

この表の意味するところとしては、平均的な打者が打席に入った際もっている打率の期待値は.253である。それが0ボール1ストライクになると.225に下がり、さらにストライクが増え0ボール2ストライクになると打率の期待値は.169まで下がる。

やはり投手力の差(コントロールの良し悪し)が球数制限になると試合の行方を決めてしまうのと1人の投手だけでは県大会や全国大会では勝てない。

 

さらに今でも試合をしていてスコアーブックをつけていないチームを時々見かけるが球数をきっちり数えておく必要がある。

審判団の方でも数え間違いもあることでしょうから。

 

今年度からボールは新球になり間違いなく力のある子は打球が飛ぶ。

投手もボールが少し重くなることやボールにスピンもかけやすいのでいい球は投げられる。

体格に優れている選手やボールの投げ方がきっちりできている子は今まで以上に力が発揮できることだと思います。

 

今年の2月からの大会は色々と変化が起きる年度の大会になりますがしっかりそれに対応しておかないといざとなった時に困ることになる。

 

あと今の時代肩や肘などの故障防止の動画や文献は多く出ています。

我が子が投手や捕手をしている親御さんはしっかりチェックして家でもできることを子供に教えてあげましょう。

 

また私は我が子の時によくやってあげていたのが風呂上りなどに

太ももの前の柔軟性をを向上させるストレッチをやっていました。

肩ひじの痛みとの相関関係が高いのが最も関係が太ももの前の硬さです。

太ももの前が硬いと上手に胸が張れないことにつながり、肩やひじに負担がかかることがあるといわれ猫背にもなる。

また、バランスが悪い(後方重心の)選手は太ももの前で踏ん張るので、結果として太ももの前が硬くなることになり怪我につながりやすい。

 

私も息子の故障からいろいろと勉強をして知識を得ました。

 

故障して一番辛いのは子供です。

 

その可能性を少しでも少なくするようにしてあげるのも我々指導者の責任と思います。

 

さあ~今回の報道が実際にそうなるのか・・・

それとも球数でなくなくて現在7回となっているのを5回にするのか・・・

2月の全国評議員会の結果を見守りましょう。

 

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