レインボーかもめ
早くも1年以上前の話になってしまいましたが
2023年7月18日に
熊本港より
九商フェリーの「フェリーくまもと」にて
島原港へ向かい
再び熊本港へと戻る行程が今回の乗船記です
11時51分、熊本港より
九商フェリーの「レインボーかもめ」が
島原港に入港してきました
船体サイズは僚船の「フェリーくまもと」より
若干大きいくらいですが
本船はブリッジが旅客区画の上に付いているので
背高な船型に見えます
本船は「フェリーあそ」の代替として
2018年にデビューした比較的新しい船で
船体塗装も
新しい九州商船の塗装デザインが導入されています
外観の撮影も出来たところで
タ一ミナル内に戻って乗船開始を待ちます
出港約15分前の
12時ちょうど頃に乗船が出来ました
出港までまだ時間が有るので
人が増える前に客室内を見ていきます
これまで九商フェリーでは
旅客区画前方は特別室が設置されていましたが
本船からは等級制が廃止されて
誰でも立ち入り出来るラウンジとなりました
また本船では先述の通り
ブリッジが旅客区画上部に設置されており
前面展望も出来る様になりました
ラウンジのソファーには
くまモン船長の姿も有りました
客室区画の大部分はイス席がズラリと並び
前方には大型テレビが有ります
客室後方の右舷側には
ボックス席、バリアフリー席が有ります
テーブルが付いているので
食事等をする際にありがたいエリアです
バリアフリー席には
セーラー服のくまモンも居ます
同じ空間にくまモンが2匹居るのは
設定的に大丈夫なのでしょうか?
前方はブルー、後方はグリーンと
シートの色が違いますね
大量のイスが並んでいる事で
小さな船でワンフロア構造ですが
座席定員が296人も有ります
客室区画後方にはわずかなから
ベンチ付きの展望デッキが設置されています
自動販売機の設置、喫煙スペースの設置も
こちらの後方デッキとなります
12時15分、定刻で島原港を出港、
熊本港へ向けて約1時間の船旅です
港を離れる事もなく
今回はただ船で折り返しただけだったので
また島原に訪れてみたいですね
港外に出たところで
やまさ海運の
三池島原ラインの「しまばら丸」と反航
こちらの会社も御船印に参入しているので
乗りに行ってみたいです
障害物のない島原湾を横断するだけなので
常に雲仙岳の姿が望めるのが
本航路の特徴ですね
僚船の
「フェリーくまもと」との反航を見るつもりが
客室でゆっくりしていたら
見逃してしまいました、、、
行きの「フェリーくまもと」でも
「レインボーかもめ」との反航を見逃しています、、
雲仙岳を遠くに
真っすぐ一直線な航跡
大雨のせいか少し濁っているのは
少し残念ではありますが、、、
熊本港に近付いたところで
同航路を走る
熊本フェリーの「オーシャンアロー」と反航
航海速力30ノットの高速フェリーで
所要時間は30分と
九商フェリーの半分です
こちらも乗ってみたい船の一つです
「オーシャンアロー」との反航を見たところで
早くも熊本港に入港、
たった3時間前に見た景色です
13時15分、
定刻で熊本港に到着し下船しました
平日の昼間という事で当便もお客さんは少なく
車両も一層目の
車両甲板のみに搭載されていた様ですね
今回は少し足を伸ばして
熊本で御船印収集を行いながら
フェリーに乗船してきました、
同航路の熊本フェリーの他
周辺にも御船印プロジェクトに参加している会社も
いくつか有る為
熊本県内および
九州各地も色々と訪れてみたいと思います
簡単ではありますが
乗船記をお読みいただきありがとうございました
全長 60.50m
全幅 13.50m
総トン数 850t
旅客定員 485名(立席169名含)
車両搭載能力 バス11台、乗用車34台
航海速力 14.0ノット
就航年月 2018年12月
建造 三浦造船所