海神丸




























2023年10月6日12時21分

神戸港 ポートターミナル


神戸港 ポートターミナルに着岸中の練習船、

海神丸 です


2023年10月5日〜7日に開催された

「Techno Ocean 2023」の連動イベントとして

10月7日の一般公開に向けて着岸中


後方には同じく公開準備中の海上保安庁の測量船

HL-11「平洋」も着岸しています


本船「海神丸」は

神戸大学大学院 海事科学研究科が運用している

練習船、

神戸大学では学内向け以外にも

教育機関向けに練習船の利用を開放しています


本船は2022年に竣工した新しい練習船で

1987年より活躍してきた

「深江丸」(4世)を代替しました

1927年にデビューした

実習船「深江丸」(1世)以降

4代95年間続いた「深江丸」の歴史も

本船のデビューで幕を下ろしています


本船の建造は

三菱重工マリタイムシステムズで

かつての三井造船 玉野艦船工場 による建造、

新会社初の引き渡しとなった

2022年3月23日竣工

新型護衛艦 FFM-2「くまの」に続き

翌 2022年3月23日に

民間向けとして初の引き渡しを行ないました


練習船として

もちろん標準的な装備を備える本船ですが

近代的な外観も特徴ですね

外板は流線的なフォルムに整形されており

ブリッジ上部には最大の特徴である

スポイラーの様な造形物が付属します


本船には災害支援機能についても

付与されています


海神丸


全長 59.60 m

全幅 11.00 m

深さ 6.70 m

総トン数 892トン


主機関

4サイクル中速ディーゼル機関・過給機付き 1基

(約1,838 kW)

航海速力 約12.0ノット

(満載状態、主機関80%負荷、ノーシーマージン)


航続距離 約5,000海里(約10ノット航行時)

搭載人員 最大65名(士官8名、部員3名、教員6名)


竣工 2022年3月23日

建造 三菱重工マリタイムシステムズ株式会社