海神丸
神戸港 ポートターミナル
神戸港 ポートターミナルに着岸中の練習船、
海神丸 です
2023年10月5日〜7日に開催された
「Techno Ocean 2023」の連動イベントとして
10月7日の一般公開に向けて着岸中
後方には同じく公開準備中の海上保安庁の測量船
HL-11「平洋」も着岸しています
本船「海神丸」は
神戸大学大学院 海事科学研究科が運用している
練習船、
神戸大学では学内向け以外にも
教育機関向けに練習船の利用を開放しています
本船は2022年に竣工した新しい練習船で
1987年より活躍してきた
「深江丸」(4世)を代替しました
1927年にデビューした
実習船「深江丸」(1世)以降
4代95年間続いた「深江丸」の歴史も
本船のデビューで幕を下ろしています
本船の建造は
三菱重工マリタイムシステムズで
かつての三井造船 玉野艦船工場 による建造、
新会社初の引き渡しとなった
2022年3月23日竣工
新型護衛艦 FFM-2「くまの」に続き
翌 2022年3月23日に
民間向けとして初の引き渡しを行ないました
練習船として
もちろん標準的な装備を備える本船ですが
近代的な外観も特徴ですね
外板は流線的なフォルムに整形されており
ブリッジ上部には最大の特徴である
スポイラーの様な造形物が付属します
本船には災害支援機能についても
付与されています
海神丸
全長 59.60 m
全幅 11.00 m
深さ 6.70 m
総トン数 892トン
主機関
4サイクル中速ディーゼル機関・過給機付き 1基
(約1,838 kW)
航海速力 約12.0ノット
(満載状態、主機関80%負荷、ノーシーマージン)
航続距離 約5,000海里(約10ノット航行時)
搭載人員 最大65名(士官8名、部員3名、教員6名)
竣工 2022年3月23日
建造 三菱重工マリタイムシステムズ株式会社