DDG-173 こんごう
大阪港
大阪港に入港してくる
海上自衛隊のミサイル護衛艦、
DDG-173 こんごう です
こんごう型護衛艦の1番艦、
第1護衛隊群第5護衛隊に所属し
定係港は佐世保です
大阪港での艦艇広報の為に
多くのギャラリーが見守る中入港、
自衛艦等は人気が有りますが
ミサイル護衛艦(DDG)や
ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)の人気度は
レベルが違います
入港に際して登舷礼を実施、
夏の時季なので
海上自衛隊の真っ白な制服が輝いてカッコ良いですね
本艦DDG-173「こんごう」は
日本で初めて運用を開始したイージス艦、
1993年に就役した本艦は
就役30周年のアニバーサリーイヤーを
迎えました
ファンネル横には
「FIRST JAPANESE AEGIS WARSHIP」
と書かれた横断幕が掛けられています
まや型ミサイル護衛艦の就役、
はたかぜ型ミサイル護衛艦の
練習艦への種別変更により
海上自衛隊が運用するミサイル護衛艦は
全てイージス防空システム搭載艦となりました
海上自衛隊のイージス艦は
こんごう型4隻、
あたご型2隻、
まや型2隻の計8隻が就役中ですが
この中でこんごう型のみへリコプター格納庫が無い為
艦体後方がかなりスッキリとしているのが
外見上の特徴です
またレーダーマストもこんごう型のみ
カゴ状のラティスマストとなっています
米海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦を
設計のベースとしていますが
旗艦機能も考慮された結果
上部構造物が大型化し
結果的に個性的な船型となっていますね
デビューから30年と
そろそろ進退も気になる年式ですが
これからも日本の防空の要として
艦歴の最後の日まで
無事の任務の遂行を祈っています
こんごう型護衛艦
DDG-173 こんごう
建造所 三菱重工業長崎造船所
艦種 ミサイル護衛艦(DDG)
級名 こんごう型護衛艦
建造費 1,223億円
母港 佐世保
所属 第1護衛隊群第5護衛隊
艦歴
発注 1988年
要目
満載排水量 9,485トン
全長 161m
最大幅 21m
深さ 12.0m
吃水 6.2m
機関 COGAG方式
出力 100,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 30ノット以上
燃料 1,785トン
航続距離 6,000海里(巡航速度:20ノット)
乗員 300名
兵装
54口径127mm単装速射砲 × 1門
Mk.15 Mod2 高性能20mm機関砲(CIWS) × 2基
ハープーンSSM 4連装発射機 × 2基
Mk.41 mod6 VLS × 90セル
68式3連装短魚雷発射管 × 2基
イージスシステム
ミサイル防衛対応
OYQ-102 対潜情報処理装置
SPY-1D 多機能型
OPS-28D 対水上
OPS-20 航海用
Mk.99/SPG-62ミサイル誘導用 × 3基
81式射撃指揮装置2型-21G
電子戦・対抗手段
NOLQ-2 ESM/ECM
Mk.137 デコイ発射機 × 4基
その他
AN/SLQ-25 対魚雷デコイ