大分丸(OITA MARU)
















2020年4月24日14時53分
神戸港 摩耶埠頭 M-GH

摩耶埠頭に係留中の
日本郵船のばら積み船、
大分丸 です

この頃、日本郵船は
バルカーのスケジュール調整として
摩耶埠頭にバルカーの係船を順に実施、
本船で3隻目となります
神戸港ではケープサイズの入港は無い為
珍しい光景が見られました

本船、大分丸は
ケープサイズバルカーの中でも
非常に船体の大きな分類である
VLOCと呼ばれています
VLOCについては
瀬戸内の製鉄所では受入実績が無い為
姿を見るのは珍しいですね

本船は日本郵船として初めて
2010年より
新日鐵住金(現 日本製鉄)向けとして
運航を開始したVLOCです

本船は今年で就役から10年、
JMU 津事業所にて建造されていますが
この当時
JMUが積極的に導入していた
Ax-Bowを船首形状に採用しており
時代を感じさせる姿です

船体がツヤツヤと
新造船の様に輝いていますが
本船はドック明け後に係留された為です
今回のドックでSOxスクラバーを搭載し
巨大なファンネルが
よく目立っています

こうして珍しい姿を見られるのは
嬉しい事ですが、
係留されるという事は
経済が低迷しているという事で有って
残念な事でも有ります
本船の様に鉄鉱石専用船は
より大きな影響を受けてしまいます

最近は神戸港内の改良工事で作業船が多く
写り込んでしまうのが
ちょっと残念でもあります

大分丸
OITA MARU

IMO 9398151
Callsign 7KAI
Flag Japan

Gross Tonnage 150959
Deadweight (t) 298377
Length (m) 327
Beam (m) 55

Owner
MIZUHO SANGYO CO LTD.

Built (year) 2010
Builder JMU TSU SHIPYARD
Yard TSU