Trans Asia 20





船体ブロックの大部分の組み上げが進み
船型が判別出来る
2019年5月24日12時42分
警固屋船渠 第二工場








船体上部構造物の積載が完了し、
車両デッキ部分の塗装が進められる
2019年6月26日11時16分
警固屋船渠 第2工場






進水が完了し、
第二工場から本社工場へ移動し
艤装中の姿
ファンネルの搭載も完了
2019年7月28日12時29分
警固屋船渠 本社工場





公試を完了し、外観は完成
船体内部の工事が進められる
2019年9月19日13時59分
警固屋船渠 本社工場







内装工事もほぼ完了し
各部調整中の姿
ランプウェイ等の調整も進められる
2019年10月17日10時07分
警固屋船渠 本社工場

警固屋船渠で建造中の新造フェリー
Trans Asia 20 です

フィリピンを拠点とする
チェルシーグループの
TRANS ASIA SHIPPING向けとして
建造中のフェリーです

10月末に竣工・引渡しが行われ
フィリピン・セブに
11月5日に到着しました

松山〜呉間のフェリーが
音戸の瀬戸に入る前、
必ず目に入る
警固屋船渠第二工場で建造が行われました

ここでは船体が構成された部分から
ご紹介しますが、
ブロックの状態から様子を見て来ており、
無事完工した事は嬉しいものです

進水後は本社工場にて艤装工事を
進めてきました

全長が100mにも満たない
中型フェリーではありますが、
フィリピンでの運用方法に基づいた
船体設計が見てとれます

フィリピンでは主に
着岸時トモ側を着けるそうで
オモテ側にバウバイザーやランプウェイ
は設置されず、センターランプを装備

また旅客の乗降設備として
両舷後方にギャングウェイが
設置されています

TRANS ASIA SHIPPINGでは
かつて日本で運航されていた
フェリーも運航されており、
また今回の様に日本での
新造フェリー建造も行っています
警固屋船渠では過去に
「Trans Asia 19」の建造も行っています

今回の竣工式では
チェルシーグル一プの
会長、社長、マネージャーまで出席する
力の入れ様、
そして2020年4月デリバリー予定で
本船と準同型のフェリーが建造されると
発表されました

異国の地で末永く頑張って欲しいものです

Trans Asia 20

IMO 9858369
Callsign 4DJA6
Flag Philippines

Owner / Manager
CHELSEA LOGISTICS HOLDINGS

Gross Tonnage 5100
Deadweight (t) 1200
Length (m) 98.0
Beam (m) 16
Draft (m) 3.3
Speed (knots) 14.0

Built (year) 2019
Builder Kegoya Dock Co.,Ltd.
Yard Kure

Capacity
Passengers 740
Buses 22 Truck 6