おりんぴあどりーむ

本州へ渡る為に
普段通りの瀬戸大橋線経由の鉄路ではなく
フェリー航路を使用しようと考え
一旦小豆島へ渡ったのは
昨日の小豆島フェリー 
第七しょうどしま丸乗船記の通りてへぺろ

第七しょうどしま丸で乗り入れた
小豆島・土庄港においては
記事中でチラ見せした通り
新岡山港と土庄港間を結ぶ
両備フェリーのフェリー航路が
運航されていますニコニコ

この航路なら小豆島内を移動する事なく
本州へ抜けられる為
今回両備フェリーで岡山へ向かいます

土庄港で着岸体勢に入る
おりんぴあどりーむ を
第七しょうどしま丸からおねがい



車両甲板倉め4層の、
背の高い船体構造も特徴の1つ
船首に入るイラストは
ギリシャ神話の海神 
TRITON(トリートーン)です
船内にもちらほら配置されています口笛

両備フェリーのフェリーには
ギリシャ神話にちなんだ
イラストが入るのが特徴の1つです



ここで問題となるのが連絡時間キョロキョロ

上に有る様に両備フェリーは
小豆島フェリーよりも先の入港
となっています

小豆島フェリー 土庄港着 16時15分
に対して
両備フェリー 土庄港発 16時30分
わずか15分間の連絡ですびっくり

この連絡航路を使う人は一定数居ますが
ムリでは無いにしても
15分で連絡しようという人は
ほとんど居ないでしょうてへぺろ

もちろん別会社となる為、
共通券等はなく一旦ターミナルに向かい
乗船券を購入して乗船するする必要が有り、
バタバタの乗船となりましたガーン
初めての港なので
窓口を探すのも大変です

おりんぴあ どりーむには
車両甲板に1、
旅客区画1階に2、2階に3と
番号が付けられているのも特徴的ですね

船内へはランプウェイから乗り込み
通路を通って
サイドの階段から上がるスタイル口笛

このスタイルが船に乗り込む感じ
が強く出て好きですラブ

客室は大きなたくさんの窓に囲まれた
開放的な空間、
外周にデッキが有るので少し干渉しますが
見張らしが良いのですおねがい
旅客区画1階の
後方に配置されているのが、
売店・ラウンジです

売店では
オリジナルタオルを販売していますが
営業時間短かく購入出来ずえーん

もちろん、
うどんの販売も有りますよ爆笑


きつねうどん ¥500.

高松でうどん、
小豆島フェリーでうどん、
両備フェリーでうどん、
本日3杯目のうどんてへぺろ

ボリュームは少なめですが
しっかりと漬けたきつね と
かまぼこを載せて500円なら安いかな?


美しい瀬戸内の風景を眺めながら
食事をしたりすれば
最高でしょうおねがい

それほど混雑路線でもないので
ほとんど人の姿は有りません
トイレの中は写せませんが、
このサイズの船のものとは思えない
ピカピカで広々としたもの

この点の評価も高いですねウインク

船内には曲面を多く取り入れた造形が
よく見受けられます、
船名もあちらこちらに入れられています

本船のデザインは
鉄道デザインでおなじみの
水戸岡鋭治さんが担当爆笑

モケットの配色等を見ると
特にJR九州デザインに近い
雰囲気を感じます
船内は上の様なイス席が主体

たしかゴロ寝シートは無かった様な?口笛

木目調の
落ち着いた雰囲気が良いでしょう、
リクライニングはしないものの
ふかふかのモケットで
座り心地は最高ですよウインク


最前列はテーブル付の展望シート

展望シートの有る船は多いものの
テーブルが付いているのが
また嬉しいところニコニコ

1階の船内を見ていると、
16時30分、定刻で土庄港出港となりました
今回は10分ほどしか居なかった
初めての小豆島を後に、
今度はゆっくり来たいですねてへぺろ

本船で驚いたのがデッキのシートも
木目調なこと

通常、プラスチックやアルミ席が
一般的ですが
本船で初めて見ましたびっくり
2階へ上がります

2階には堂々のファンネルの姿

ファンネルマークは
両備ホールディングスの社章ウインク
この船の特徴は足湯が有る事おねがい

この足湯は海水をくみ上げて
機関の余熱で沸かしています

時間が無く使えなかったのが残念、
湯かげんは触ったかんじ
ぬる目でした口笛

本船では子供用の遊具も設置

メリーゴーランドにすべり台、
ブランコ・・・と
船上に公園が有るのが面白いですね照れ
2階にもしっかりと
木目調のシートを配置

あえて室内としないのも特徴的です

2階はブリッジと同じ高さ、
本来ならすぐ後ろまで行けるのですが
資材を置いているので
立ち入り規制中えーん

船の前方を
船員さんと同じ目線で見られるのが
面白いところウインク
この船は旅客区画が3階建ですから
さらに上へ



古い磁気コンパスと
舵輪が取付けられており、
この舵輪はくるくる回せます

ここに立つと
まるで自分が操船している様な
気持ちになり面白いですよ爆笑


ここはブリッジの上になりますから
見張らしもバツグンおねがい

船がぐんぐん進んでいる姿を
見る事が出来ます

最上階から下を眺めます

公園だったり、足湯だったり
面白い配置でしょう爆笑



新岡山港入港前に僚船
「おりんぴあ どりーむ せと」と反航

今年5月に就航したばかりの
新造フェリーです、
こちらも乗ってみたいですねニコニコ

ほどなくして
新岡山港へ17時40分定刻で入港しました

この後は路線バスで
岡山駅へと向かいましたおねがい

最後に
乗船料金・お得な企画券についてご紹介ニコニコ

両備フェリーの本航路については
大人1人 ¥1050 です

本航路の寄港地である新岡山港は
岡山市の中心街から遠く離れている為
バスによる移動が必至ですキョロキョロ
岡山駅〜新岡山港間は ¥490となっており
約40分掛かります

通常これらを合わせると
土庄港〜岡山駅まで¥1540掛かりますが
お得な企画券
「かもめバスキップ」が¥1300で発売中です

¥240お得となりますので、
是非ご利用下さいウインク

初めて利用した航路でしたが、
時間の有る時は使ってみたい
2つの航路の連絡ル一トでしたニコニコ


おりんぴあ どりーむ

船種 フェリー

船籍 日本


所有者 オリックス

運用者 両備ホールディングス


建造所 藤原造船所

船級 JG

信号符字 JD2113 

IMO番号 8998526

MMSI番号 431402019


経歴

起工 2004年10月16日

進水 2005年5月7日

竣工 2005年

就航 2005年6月


要目

総トン数 967トン

載貨重量 248.1トン

全長 66.03m

全幅 14.70m

深さ 3.90m

喫水 2.94m

満載喫水 2.95m


機関方式 ディーゼル

主機関 新潟原動機

推進器 5翅固定ピッチペロペラ×2軸

出力 1,600ps×2基


最大速力 15.77ノット

航海速力14.0ノット


航続距離 700海里


旅客定員500名(1.5時間未満)

乗組員10名

車両搭載数

普通乗用車60台またはバス9台