PL-09 くにさき

2019年6月20日 神戸港














G20大阪サミットに関する警備の為
大阪湾に派遣、神戸に寄港中の巡視船
くにがみ型1番船 PL-09 くにさき です

1番船なのに
なぜネ一ムシップで無いのかというと
本船は就役時は「くにがみ」として
第十一管区海上保安本部 
中城海上保安部に配備されました、
第七管区海上保安本部
門司海上保安部に配転となった際に
「くにさき」として再就役した為です

先述の通り
第七管区海上保安本部
門司海上保安本部 に所属しています

くにがみ型巡視船は1000トン型巡視船として
取得が進められており、
現在就後中の18隻のうち10隻が沖縄配備、
中心的存在となっています

操舵室のガラスは防弾仕様、
囲壁も防弾仕様とされており、
領海警備に特化した形をとります

大きな1本ファンネルが特徴的で、
スクリュー推進方式
低速域における安定性に重点を置いたのが
本型式ですよ

本船はヘリコプターの配備はありませんが
船体後部にヘリ甲板を備え、
給油活動等が行えます

また搭載艇は
高速誓備救難艇が右舷側
高速複合警備艇が左舷側、船体後部の2隻
の合計3隻なのも特徴的ですよ




くにがみ型 PL-09 くにさき (門司)
いわみ型 PL-75 わかさ(舞鶴)
はてるま型 PL-69 こしき(鹿児島)
の3連メザシ


くにがみ型巡視船 
PL-09 くにさき

艦種1000トン型PL

運用者 海上保安庁


要目

総トン数 1,700トン

全長 96.6メートル (317 ft)

最大幅 11.5メートル (38 ft)

深さ 5.2メートル (17 ft)


主機

ディーゼルエンジン×2基


推進器

スクリュープロペラ ×2軸

速力25ノット以上(公称では23ノット以上)


乗員定員42名


兵装

20mm多銃身機銃×1基 


搭載機
ヘリコプター甲板あり、ハンガーなし


搭載艇

高速警備救難艇×1隻


高速複合警備艇×2隻


FCS

RFS射撃指揮装置(20mm機銃用)


レーダー

対水上捜索用、航海用


光学機器

遠隔覧視採証装置
赤外線捜索監視装置(RFS兼用)


その他

遠隔放水銃×1門
停船等表示装置


三菱重工業 下関造船所にて建造
2012年4月27日就役、
2016年10月18日配転・改名