四国開発フェリー おれんじ えひめ

2019年5月23日から24日にかけて
四国開発フェリーの
大阪〜東予港航路「おれんじ えひめ」に
乗船してきました爆笑

通称「オレンジフェリー」と呼ばれる
この航路、
九州航路の九四オレジフェリーを区別して
四国オレンジフェリーと呼ばれています

「おれんじ 7」以来の久しぶりの乗船、
新造船へは初乗船となりましたウインク

先代についてはこちらから
ご覧下さい口笛


四国オレンジフェリーが発着するのは
大阪南港フェリーターミナル、
フェリーターミナルから
「おれんじ えひめ」の大きなファンネルが
見えていますよてへぺろ
新造船へと代替後、
大阪南港においても着岸方式が出船へと
変わっています
これは船首ランプウェイが
設置されていない為ですキョロキョロ

ターミナルで見える部分もあまり無いので
早めに乗船券を購入します

ネット予約で発行されたコードを見せると
スピーディな発券が出来ます
チケットを受け取り2階の待合室へ

ただここの待合室の空調が全く効いておらず
ひどく蒸し暑かった為に
ボーディングブリッジ内へ
早めに入りましたキョロキョロ

乗船開始は予定通り
20時より開始されました

先代ではボーディングブリッジの途中から
一旦外へ出て、
車両甲板サイドの入口から入って
エスカレーターでエントランスへ
という順でしたが
徒歩客とドライバーの入口は分離し
ボーディングブリッジ直結での
乗船となっていましたびっくり

本船は日本初の全室個室フェリーですが
デラックスシングル以上の等級の居室に
旋錠出来るシステムですニコニコ
自分の部屋はシングルデラックスですので
案内所へチケットを見せ
部屋のカギを受け取りました

4F(ロビー階)にデラックスシングルは
配置されています爆笑
左舷、右舷のアウトサイドに
デラックスシングルが主に配置され
廊下に囲まれたインサイドに
シングルが主に配置されています口笛



木目調のパネルにブラウンの重厚なドアが
ズラリと並んだデザインで落ち着いた雰囲気
高級ホテルの様でしょう照れ
デラックスシングルの居室の様子

デラックスシングル
¥8000/大人1人

1人用の大きなベットと
木製のテーブルが有りますウインク
写真には写っていませんが
手前に大型のクローゼットも有ります
朝の洗面所混雑の心配の無い
洗面台を装備おねがい
ベットは1人用としては十分な
大きなサイズ口笛
先代では1等室以上での配付であった
アメニティセットも付属していますウインク
大きな窓付で電波の入りも良好、
深夜便で外の眺めは有りませんが
これが有るだけで
電波の入り方も違ってきますウインク
船内では自分は見てる暇の無いテレビも
有りますよ、
リモコンがベットのマクラ元に有って
分かりにくく探しましたてへぺろ

居室のレイアウトを確認した後は
早めに食事に行きます
出港22時に対して
レストランは22時半までとなっています
出港見てからいざ、ごはんへ❗というのは
本船では出来ませんので
ご注意を口笛

乗船したら出港までに食事と入浴を済ませ、
出港を見てから一杯やって就寝というのが
基本的なオレンジフェリーでの
過ごし方ですよニコニコ

自分的に
オレンジフェリーに乗る1番の楽しみは
圧到的クオリティの
レストランでの食事ですラブ

生ビール ¥500

生ビールは「おれんじ えひめ」をデザインした
専用カップでの提供です
この生ビールもサーバーから注ぎ、
キンキンに冷えてておいしいのですおねがい

自分はビールが苦手ですが、
このビールは格別です❗

ちなみに反航している
僚船「おれんじ おおさか」に乗船中の
フォロワーさんの情報では
「おれんじ おおさか」でも同じカップの
提供だそうでちょっと残念ガーン

オレンジフェリーのレストランでは
から揚げ・鯛めしが有名ですが
今回は新発売のすま漬け重を注文爆笑

すま漬け重 ¥900

スマとはカツオの近類で美味、
あと2杯はいけるほどのおいしさでしたおねがい
少しごはんが少なかったですが、
フォロワーさんに追加料金で
大盛りにできるとの事でしたガーン

おでんも追加して
満足のいく食事が出来ました

おでん 1個¥100(一部¥150)

本船では売店が廃止された事から
基本的に自販機からの購入となります口笛

4Fにお菓子類、飲料、アイスの自販機、
5Fにアメニティ、飲料、アイスの自販機が
設置されています

おみやげ、アルコール類は
レストラン営業時間内のみでの
販売となっています

自分はうっかり小銭を切らして
アイスを1つしか買えず
ゲームコーナーで両替出来るのも
千円札以下の額面のみでしたガーン

4F、5F、6Fをつらぬく
吹き抜けも特徴的

ステンドグラス調の装飾や
照明も美しいですねおねがい

最上階6Fには、
スカイラウンジが有ります

このフロアにはイスが
あちこちに配置されていて
パソコン作業をされている方や
グループでおつまみを手にお酒を
飲まれている方も居ましたニコニコ

夜行便で外の展望が無いのが
もったいないところですショボーン

展望デッキに出てみました

先代のツインファンネルから
1本の大きなファンネルと変わりました
新造船がデビューした頃、
ファンが最も残念がった部分ですねてへぺろ
ただ1本ファンネルになった事、
大型化した事で、
展望デッキはかなりの広さが有りますニコニコ

入口が目立たない鉄トビラになりました
内側にもトビラが有って2枚トビラ仕様
手すりから前方は船員区画、
出港前につき
ブリッジにも明かりが有りますウインク
スカイラウンジを前方から見たカタチ、
丸みを帯びた形状が特徴的ですね

先代も展望ラウンジは
同様のデザインでしたニコニコ


出港20分前ですが、
トラック、トレーラーの積み込みは
休む事なく続けられていますびっくり

先代と比べると大型化にともない
車両積載能力も向上しており
これだけ積んでも
まだまだ余裕が有りそうです
最後の車両が船内に積み込まれ
トモ側ランプウェイが格納され
主機がスタンバイ状態に入りました
ボーディングブリッジも離れましたニコニコ
スラスター起動で船体も大きく振動し、
ゆっくりと船体が岸壁を離れますウインク
最後のトモ側のホーサーが船長の
「トモ、ラインレッコー」の合図で外され
出港しましたラブ
かなり短的に発音されていたので、
普通の人には
分からないくらいだったかもしれません

22時07分に本船は出港しました爆笑
大阪港では旋回せずスムーズな出港、
先代では後退後旋回をしていたので、
見どころは多かったのですが
あっという間に増速体勢に入りましたニコニコ
大阪のビル群を背に大阪を後にします
ギャラリーには新造船の写真が

ここに絵が掛かる事も有る様ですが口笛
長距離フェリーではおなじみの
記念撮影用の船長服も有ります
乗船記念スタンプを押してみましたウインク

フォントやデザインは
先代のものと変わらないものの
スタンプがシャチハタに変わっていて
ムラなくきれいに押す事が出来ましたラブ

スタンプは案内所に有りますニコニコ
係員巡回中は案内所が閉鎖されますので
ご注意を❗
神戸〜新居浜航路の
「おれんじ ホープ」とスライドウインク

貨物主体の航路ながら
旅客扱いもあります爆笑
この頃一時的に
レストランが廃止されていましたが、
先日若干の縮小をもって復活した様子口笛

いつかチャンスが有れば
乗ってみたい船です
1時間ほどで前方に明石海峡大橋を視認
何度もアンダーパスしているものの
夜間の明石海峡は格別のものですラブ

瀬戸内航路の見どころの1つですが
23時頃の通過で
人の姿は有りませんでした口笛


明石海峡を通過したところで居室に
戻りました

テレビのスイッチを入れると
こんな画面がびっくり

もちろん他の番組も見られますが、
自分の部屋で大まかな航行位置を
知る事が出来るのはうれしいですよニコニコ
船内の探訪をしてみました

特徴的なカーブを描く
階段エリアは先代を思わせる造りおねがい
案内所は階段の下にシンプルに
造られています
4Fの後部のレストラン入口

朝食営業は朝6時からですキョロキョロ
キッズルームも有ります

深夜便ですから、
ここで遊ぶという事も出港まででしょうキョロキョロ
4Fと5Fは主にこの大階段を利用して
移動します、
他にも客室エリアに階段室も有りますウインク
5Fには両サイドにテレビエリアが有り、
大型テレビが備わっています

消灯時間前にはこの辺にも
人がチラホラ居てテレビを見られていました

5Fにはマッサージチェアのエリアも口笛

4台も並んでいるのは
あまり見られませんね、
有料ではありますが意外と人も居ましたよウインク
もちろんフェリーでの入浴も
楽しみの1つです

大好きなジェットバスも有って
とてもきもち良いものでしたラブ
ただなんだか湯温が高くて
長く浸かれなかったのが残念ショボーン

洗い場の個数が多くなっていて
それぞれも仕切りがされていて
良かったですよウインク

日をまたぎ1時頃に
備讃瀬戸に入りましたが、
瀬戸大橋をアンダーパスするには
まだまだ時間が掛かる為に
早めに寝る事としました照れ

夜勤明けから旅行に入っているので、
すでに起きてから30時間を越え、
疲れていた為です



朝4時半に目覚ましをかけていたものの、
気が付くと5時半で寝過ぎましたガーン

早めに片付けをして、
今治造船の西条工場を見るつもりが叶わずえーん

居室から外の風景を眺めます

旧発着所とターミナルビルは取りこわされ、
面影を残すのみとなりました、
ここに半年前におれんじ7で入った事が
なつかしく感じますキョロキョロ
そしてこちらが新ターミナル

すでにターミナルビル付近には
荷降ろし用のトレーラーヘッドが
わらわらと集まってきていますニコニコ

おれんじ えひめでは
居室は普通のカギが使用されています、
カードキーが増えている中でも
これはこれで良いものですニコニコ
朝ごはんは6時から始まっていますが、
船の外観を撮影する為に
抜いて6時半頃下船しました

オレンジフェリーの朝食も
コスパが良いと言われますが
食べた事はありませんガーン
東予行は和洋定食、大阪行はバイキング
での提供です

船内ステイが8時までなら全然良いのですが
連絡バスの時間を考えると
少し時間が短いですねえーん
※大阪行は船内ステイは8時までです、
東予行は7時までです











最後に一晩お世話になった
新造船の姿をしっかりと撮影しましたラブ
各方面へ連絡バスが有りますが、
朝7時に最後に出発するのが
最寄のJR四国 壬生川(にゅうがわ)行の
無料連絡バスです爆笑

これを逃してしまうとタクシー以外に
基本的に交通手段が無いので注意を口笛

この日は以外と利用者が多かったですよ
約15分ほどで壬生川駅に到着爆笑

駅員配置ですから、
ここから各方面へと足を伸ばす事が出来ます

個室料金も安く設定されているので
これからも積極的に利用していきたい
航路ですね、
またいつか❗、おれんじ えひめラブ

おれんじ えひめ

船種          フェリー

船籍          日本


所有者        四国開発フェリー

運用者        四国開発フェリー


建造所       あいえす造船

母港           愛媛県西条市


姉妹船おれんじ おおさか


建造費          約80億円


信号符字      JD4400

IMO番号       9820946

MMSI番号    431011673


経歴

進水     2018年4月18日

就航     2018年8月25日

要目

総トン数             14,749 トン

排水量                 18,864 トン(満載時)

全長                     199.94 m

垂線間長             187 m

全幅                     27.5 m

型深さ                 10.2 m

満載喫水             6.7 m


機関方式         ディ一ゼル

最大出力         13,500KW

最大速力         22.784ノット

航海速力         19.0ノット


旅客定員         519名

車両搭載数

乗用車45台・12mトラック175台