オーシャン東九フェリー フェリーびざん
2019年4月23日 新門司港発
2019年4月24日 徳島港着
門司・関門観光を1日した後、
帰路はオーシャン東九フェリー
フェリーびざんへ区間乗船しました
朝の阪九フェリー「やまと」デッキから
眺めた本船
旅客区画が1層しか無いので独特な
船型でしょう
最上部の窓の有る部分は船員区画です
新門司港から徒歩乗船する場合は
送迎タクシーに乗船する必要が有ります
門司駅から18時前に送迎タクシーが出ます
(曜日によって変化します)
駅の改札前に時間になると
黄色い旗を持った人が来るので、
その人からチケット(¥310)を
購入しタクシーに乗ります
ちなみにオーシャントランスの職員ではなく
個人タクシーの運転手さんの様で、
普通のジャージ姿のおじさんですので
注意して見てないと
買いそびれますよ
チケットはこのおじさん運転の
送迎タクシーのみ有効で
もちろん他のタクシーでは無効です
一般のタクシーを利用すると
新門司港のターミナルまでは
¥2000ほど掛かります
意外にも徒歩乗船の人が他にも居て
自分を含めて2人がタクシーに乗り
新門司港へと向かいました
ターミナルに到着するとすぐに乗船手続き
しばらくロビーで待機していると
声が掛かり乗船となります
船内に入るとすぐに係員の人が居るので
そこで乗船券を見せて
カギを受け取ります
本日の居室はこちら
2等洋室です
本船では2等室以上の等級は無いので
こちらが個室利用では本船
最も上級の部屋となります
料金説明は後ほど
約5畳の居室、
昨日の阪九フェリーの個室と比べると
かなり広々としています
ベッドは格納式に2つ備え付け
横のストッパーを外して倒すと
ベッドが出来上がります
これをブルマンベッドと言うそうです
冷蔵庫と姿見が常設
新門司〜東京航路だと長時間となるので
冷蔵庫が有るのはうれしいですね
なぜか2つ有るゴミ箱
この部屋は3人利用も出来ますから
1つじゃ足りなくなった時の為でしょうか?
入口を入って右手に寝具の収納ラックが
有ります
シーツなどを自分でベッドメイキングする
スタイルで、
最上部に3人使用時用のマットが
備えられています
本日の居室は窓付きの部屋で
外が眺められるのが嬉しい
ただ新門司〜徳島は夜間航行が主体で
外を見ても真っ暗なのが残念
徳島〜東京は昼間の航海が有るので
天気が良ければ良い風景が見られるはずです
居室の窓から阪九フェリー「やまと」が
出港していく姿が見えました
昨日はあちらに乗っていたと思うと
なんだか面白いでしょう
ホテルの様な明るい廊下に
船室が並びます
部屋のタイプによって
ドアの色が違うので
カラフルで面白いですね
2等洋室(2名個室)は赤色のドア
船内前方の共有スペースには
リラクゼーションスペースが有り
小さなテーブル付きのイスが並んでいます
このイスの前方にテレビが有り、
ここでテレビを見たりしてくつろいでいる人も
チラホラ見掛けました
座り心地がとても良いのですよ
このフロアーには
浴室、トイレ、洗面所が
男女配置されているので
最も人の出入りの多い場所です
2016年のオーシャン東九フェリー
新造船4隻投入時のポスターが
約3年経った今も張り出されています
浴室は24時間の使用が可能です
ドア付きの浴室入口は初めてかもしれません
太平洋航行中は揺れも有るので
狭まれ事故を防止する為か開けるのに
力が必要です
フェリーの浴室のシャワー等は
節水の為に1押じでのお湯や水の出る量が
決まっている事が多いのですが、
この船はレバーをひねると、
止まらず連続使用が出来ます
旅客定員の少なさにより
重量増になる旅客区画がコンパクトに
まとまっているので、
その分貨物や水の積載に
回せるからでしょうか?
ただ1つ残念だったのが
ジェットバスが有りませんでした
シャンプーやボディ一ソープの
常備は有ります
本日の乗船料金は¥19240
2等洋室料金(実質の運賃)は¥9240ですが
個室のルームチャージが¥10000と
なっています
今回1人で使用の為全額の負担ですが、
これが2人利用だと1人当たり¥5000へとなり
各人に適用される訳ではありません
展望デッキは夜間・荒天時は
出る事が出来ません
外洋航行ですから見どころも
基本的に有りません
エントランスホールです
ここにはテレビコーナーと自飯機コーナー
が有り、
船体中央部・旅客区画後方に有ります
エントランスホールの両サイドには
オーシャンラウンジが有り
大窓から外の風景も眺められます
本船の特徴、食品自飯機群です
本船は貨物輸送を主体とした
「シンプルフェリー」です
レストランが無いので持ち込みしない限り
食事はこの自飯機で購入します
先に紹介のエントランスホールが
実質上の食事スペースとなります
自飯機で購入した冷凍食品は
それぞれの自飯機に貼られている
アルファベットと同じ電子レンジに入れて
調理をします
商品を移し替える容器も有り、
商品別のボタンを押せば
ワンタッチで完了です
食べ残し等は最も左の端に
専用のゴミ箱が有るのでそちらへ
無料の給茶機も有るので
飲み物やお湯に困る事もありません
フェリーによく有るこちらも有ります
フェリーびざんは
徳島をモチーフにしているので
徳島のゆるキャラ すだちちゃんも居ます
僚船「フェリーしまんと」が
シップ オブ ザ イヤー 大型客船部門を
受賞した際の表彰状も飾られています
現在航行位置の表示モニターも
しっかりと有ります
一通りの船内見学を終え、
眠りにつきました
足摺岬を抜けた辺りから、
だんだんと船内の揺れも大きくなり
廊下を歩く際も揺れに合わせて
ジグザグに歩く必要が有りました
逆に波を切り裂く音が心地よくて
自分的には良かったですよ
朝5時半ごろ起きると
丁度徳島県に差し掛かる頃でした
入港は9時半頃なので、
まだ4時間ばかり有るので
オーシャンラウンジで外を見ながら
くつろぎます
エントランスホールの中央にある丸机には
その船がモチーフとしている
県の形を型取ったモニュメントが有ります
下のショーケースには
名産品が収められています
バッチリと
入港時には船首マストに
オーシャントランスの社旗が掲げられます
旗の様子を見ても
すごい風だと分かるでしょう
この風ですので紀淡海峡は大シケ
小さな南海フェリーは激揺れでした
南海フェリーについては
天気の良い別の日に乗船しているので
また別の機会にご紹介します
思った以上に楽しかった
オーシャン東九フェリー、
他にもまだ3隻居るので
また乗りたいですね
ありがとう、フェリーびざん❗
またいつか❗
フェリー びざん
Vessel name Ferry Bizan
Gross tonnage 13,000t
Length 191.0m
Beam 27.0m
Year built 2015
Vessel type
Ro/Ro Passenger and Vehicles Carrier
(Car Ferry)
Propulsion mechanism Diesel
Maximum passenger capacity 252
Port of registry Kitakyushu
Country of registry Japan
MMSI no. 431007129
Call sign JD3924
Operator
Ocean Trans Co., Ltd (Japan)
Owner
Ocean Trans Co., Ltd (Japan)
Builder
Saeki Heavy Industries Co., Ltd. (Japan)