有川 浩:作 徒花スモク:イラスト
アスキー・メディアワークス:発行 2008年
元気な主人公たちは、日々成長している。あのキャラだし、作者も楽しく書いているのかもしれない。Ⅰがあることに気づかずそこにあったⅡを先に読んでしまった。
目次 1, 「もしもタイムマシンがあったなら」
2, 「昔の話を聞かせて」
3, 「背中合わせの二人(1)」
4, 「背中合わせの二人(2)」
5, 「背中合わせの二人(3)」
背中合わせの二人は、いろいろな組み合わせかな。残りの一組もやっと何とかなりそう。作者がなんとかしてくれたのか。誰かって、それは「図書館戦争」から順番に読んでね。
今回守られるのは、本とか作品ではなく「人」。う~ん冷静な柴崎が追い詰められる。何に? テレビのドラマを見てるような進行でもあったが、目次の1,2は上官たちの若い頃のお話。でもときどき主人公のぼやきが出るんだよね。「上官はいつまでたっても上官なのよね。」それは単なる階級の問題ではないとところが、彼らがいかにすばらしい上官であるかってことだよね。そんなふうに思える上司の下で働けるなんて、うらやましい限り。
寒くなってきましたねぇ。皆さんお体、大切に。